出版社内容情報
なぜ議論がこんなにすれ違うのか? 「無知」と「誤解」だらけの電力問題を、元政策担当者が徹底解説!
再生可能エネルギーの将来性、電力自由化の損得、脱原発の現実味……。「無知」と「誤解」だらけの電力問題を、ウラオモテを知り尽くした元政策担当者が徹底解説。
内容説明
震災後、国民的関心事となった電力問題。しかし議論がこじれる一方なのは、「理想」と「現実」が混同されているからではないか。再生可能エネルギーの将来性は楽観できないし、電力自由化や発送電分離がユーザーのメリットになるとは限らない。さらに世界の資源争奪戦は熾烈を極める一方だ。現実的で妥当な選択肢はどこにあるのか。電力問題のウラオモテを知り尽くした元政策担当者が客観的データをもとに徹底解説する。
目次
第1章 電力不足の打撃と損失
第2章 原発依存にかたむいた事情
第3章 エネルギー政策の基礎とルール
第4章 再生可能エネルギーの不都合な真実
第5章 原子力をめぐる不毛な論争
第6章 賠償を抱えた東電の行く末
第7章 電力自由化の空論と誤解
第8章 「東日本卸電力」という発想の転換
著者等紹介
澤昭裕[サワアキヒロ]
1957(昭和32)年大阪府生まれ。一橋大学経済学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。米プリンストン大学行政学修士。環境政策課長、資源エネルギー庁資源燃料部政策課長、東京大学先端科学技術研究センター教授などを経て、21世紀政策研究所研究主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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