出版社内容情報
地球の定員は何人か? 人類は何を獲得し、生き延びてきたか? エネルギーから紐解く壮大な人類史の謎。地球の定員は何人か? 石油は宇宙から飛来した!? 地球は謎の塊だ。その塊から人類は何を獲得してきたか? 第一線の地球科学者が最新知見を駆使し、エネルギーから紐解く壮大な人類史。科学と文明史が融合した快作。
大河内 直彦[オオコウチ ナオヒコ]
著・文・その他
内容説明
地球は謎の塊である。その塊からエネルギーを次々に獲得し、万物の長となった人間は、今やエネルギー中毒に罹っている。なぜこんなことになったのか?そもそも地球の定員は何人か?宇宙から飛来した石油の源、毒ガス開発学者が生み出した新肥料、未来の新エネルギー…第一線の地球科学者が工学、文化人類学、文学などの広範な最新知見を縦横に駆使し、壮大な物語を綴る。科学と文明史が見事に融合した快作。
目次
地球の定員
窒素固定の魔術
エネルギーの現実
化石燃料と文明
人工燃料の時代
大論争の果て
赤潮の地球
石炭が輝いた時代
燃える氷
炭素は巡る
第三の火
著者等紹介
大河内直彦[オオコウチナオヒコ]
1966(昭和41)年、京都市生まれ。海洋研究開発機構・海洋・極限環境生物圏領域・プログラムディレクター。東大大学院博士課程修了。京大、北大、米国ウッズホール海洋研究を経て、現職著書に『チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る』(講談社科学出版賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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