出版社内容情報
精神論でもお上頼みでも、もはや乗り切れない。自分で備え、人生最終章を守り抜くための現場報告。
介護保険はガダルカナル、精神論では、乗り切れない。 理想とはほど遠い介護の現実、特養入所待機者42万人の長い列、破綻同然の財政運営、苦しまぎれの政策転換……人生最終章を守り抜くための現場報告。
内容説明
精神論やお上頼みでは、もう乗り切れない。「される側」「する側」の双方にとって理想とはほど遠い介護の現実、特養入所待機者42万人の長い列、ガダルカナル戦にも喩えられる財政運営…二〇〇〇年にスタートした介護保険は超高齢化社会を迎え、医療、年金に続く「第三の崩壊」の危機にある。先進的リハビリと介護、認知症と看取りへの取り組みまで、介護と医療の現場から見えてくる、人生最終章を守るための選択肢とは―。
目次
序 「答え」は現場に埋まっている
第1章 日本の介護体質をぶち壊す―竹内イズムの挑戦
第2章 介護保険はどこへ行く―「在宅シフト」の矛盾
第3章 地域介護の旗手たち―故郷を守る砦として
第4章 外国人労働力に背を向ける国―看護師、介護士への狭き門
第5章 たどりついた理想郷、山本医師の福祉村
第6章 ここまで来た認知症治療―医学と介護の最前線
第7章 自衛のための基礎知識―終の場を求めて
第8章 やがて来る日のために―看取りの現場で考える
後序 難解な制度の裏にひそむもの
著者等紹介
河内孝[カワチタカシ]
1944(昭和19)年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒業。全国老人福祉施設協議会理事、国際厚生事業団理事。元毎日新聞常務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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