出版社内容情報
大震災を口実にした大増税で、役所は「祭り」状態! 空前浪費に警鐘を鳴らし、安価な復興策を提示する。
大震災を口実にした大増税で、いま役所は「祭り」状態!山を削って高台を作り、シャッター商店街を復活し、割高エコタウンを造成する……そんな空前の浪費に警鐘を鳴らし、安上がりに被災者を直接助ける復興策を提示する。戊辰戦争を軸に、語られざる明治維新の舞台裏を描く。
内容説明
大震災を口実にした大増税で、いま役所は「祭り」状態!日本人一人当たりの物的資産は966万円に過ぎないのに、今回の復興財源法では、被災者一人当たり4600万円が使われる計算になる。しかし、これは山を削り高台を作るエコタウン造成など、壮大で時間がかかる計画に浪費されてしまうのだ。精緻なデータ分析を元に、「復興」の美名の陰で進む欺瞞の構図を炙りだし、安価で人々を直接助ける復興策を提示する。
目次
序論 人を助ける復興策とは?
第1章 大増税の口実に使われる大震災
第2章 過去の震災復旧対策の浪費ぶり
第3章 政府や県が無駄遣いに積極的な理由
第4章 最も安上がりで効果的な復興策
第5章 過去の大震災に学ぶ
第6章 原発事故の教訓
著者等紹介
原田泰[ハラダユタカ]
1950(昭和25)年東京生まれ。早稲田大学政経学部教授(2012年4月より)・東京財団上席研究員。1974年東京大学農学部卒。経済企画庁、財務省、大和総研などを経て現職。著書に『日本国の原則』(石橋湛山賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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calaf
秋せつら
書痴楽
プラス3
壱萬弐仟縁