出版社内容情報
国民への番号付与は「世界の常識」である。もし日本でも実現していたら、東日本大震災の被災者支援はもっとスムースに進み、「消えた年金」問題も生じず、「役所たらい回し」も減っていたかもしれない。経済効果は3兆円以上との試算もある。アレルギー反応を示すより、「番号がないことのマイナス」を真剣に問い直すべきだ。導入後の社会のイメージ、情報漏洩の防ぎ方など、制度の根幹を徹底解説。
内容説明
国民への番号付与は「世界の常識」である。もし日本でも実現していたら、東日本大震災の被災者支援はもっとスムーズに進み、「消えた年金」問題も生じず、「役所たらい回し」も減っていたかもしれない。経済効果は年間3兆円以上との試算もある。アレルギー反応を示すより、「番号がないことのマイナス」を真剣に問い直すべきだ。導入後の社会のイメージ、情報漏洩の防ぎ方など、制度の根幹を徹底解説。
目次
第1章 あたりまえのことができていない国
第2章 国民ID制度は世界の常識
第3章 IT戦略の「失われた10年」
第4章 国民IDの不在が生み出す深刻な問題
第5章 行政システムを一気に変える起爆剤
第6章 情報漏洩はこうして防ぐ
第7章 便利で公平で安心な社会を目指して
著者等紹介
前田陽二[マエダヨウジ]
1948年生まれ。工学博士。早大大学院理工学研究科修了。三菱電機、次世代電子商取引推進協議会などで調査研究に従事
松山博美[マツヤマヒロミ]
1953年生まれ。九州大学工学部卒。ITベンダー、次世代電子商取引推進協議会でコンサルティング・調査研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kazuya
calaf
まめタンク
lime@灯れ松明の火
那由田 忠