新潮新書<br> まいにち富士山

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新潮新書
まいにち富士山

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106104251
  • NDC分類 291.51
  • Cコード C0226

内容説明

富士山を目指すのに遅すぎることはない。必要なのはある程度の体力と事前の準備。六四歳の初登頂以来、天気が許す限り毎日登って八〇〇回を超える名人が「安全に行って帰るまで」を指南する。どれほど辛いのか?景色以外の楽しみは?どんな忘れ物が痛い?高山病のマル秘対策は?迷ったときの対処法は?登山客が見せた落涙のドラマや九死に一生の恐怖体験も交えた、富士登山の醍醐味、勘所が満載の一冊。

目次

五合目 山頂はいつも見えている
六合目 安全に行って帰るための全身装備
七合目 四つの登山ルート、どれを選ぶか
八合目 頑張っても防げないのが高山病
九合目 眺める、飲む、触れる「ご利益」
山頂 富士山に登る資格のない人たち
剣ヶ峰 進むか、撤退するかの分かれ道

著者等紹介

佐々木茂良[ササキシゲヨシ]
1940(昭和15)年岩手県生まれ。弘前大学卒業、立正大学大学院修士課程修了。青森県、神奈川県で中学校教諭、養護学校校長を務める。定年後の2004年に初めて富士山に登って以来、毎日山頂を目指す生活に。通算登頂回数は819回、現在も更新中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

18
富士山に登る理由は、人それぞれ。2015/08/23

Humbaba

7
登山は,はじめるまで気持ちを持っていくことが最初の,そして最も大きな壁である.登っている最中は,苦しいこともあるが非常に気持ち良いものである.ただし,何度も登っているとしても山を甘く見てはいけない.危険を感じたら,無理をせずに早めに下山することが大切である.2012/07/08

三崎口@ネットつないだら本格復帰します

5
先日、初登山にして富士山に登った。余裕っていう人、舐めるなっていう人、俺のまわりにもたくさんの意見があったけど、感想としては「途中で何度も無理って思ったぐらいきつかった」そんな感じだったけど不思議なことにまた登りたくなる。この本を読みながら自分の初登山を思いだし、とても楽しく読めた。富士登山した人もこれからしようとしている人にもおすすめ2014/07/18

calaf

3
富士山頂って、一ヶ所ではないのか。。。登山ルートは主に4通りあって、山頂は3つあるらしい...そしてそれは噴火口の周りに点在し、ぐるっと回る事も出来るらしい...全然知らなかった (^_^;;; 一度は登ってみたいとは思うものの、気力も体力も財力も、そしておそらく運も必要なんですよね...2011/08/22

y

2
定年後の64歳で初登頂。以来、“まいにち”富士山に登っているという佐々木氏(70)の本。本日富士山山開きのニュースを見て思い出した。多分今日も登られているのだろう。「毎日富士山に登る」という発想がすごいし、彼はその行為を通じて色んな知見を得ていて、単に富士登山の本という以上に本書は含蓄深い。そしてこんな人を見つけて来て本を書かせる、新潮社の編集者も、すごいと思う。2011/07/01

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