内容説明
「食」に関する様々な現象を読み解くと、人々の心理的変化が見えてくる。ハイボールはなぜ大ヒットしたのか。「食べるラー油」を生み出した、「ずらし」の発想とは何か。飲み放題で店が儲かる仕組みとは―飲食業界のコンサルタントとして活躍する著者によるクリアーな分析から次々浮かび上がるのは、あらゆるビジネスに通じるロジックと発想法である。おいしくておもしろい、舌と脳に爽快な刺激を与える一冊。
目次
第1章 「時代の空気」は「食」でつかむ(ハイボールがヒットした本当の理由;「奇跡のリンゴ」とAKB48の共通点とは ほか)
第2章 「明日のビジネス」は食欲から生まれる(千葉県の名産品って何?;モロッコにあってタンザニアにないもの ほか)
第3章 飲食店のメカニズムを見抜く(飲み放題はなぜ儲かるのか;鍋は店にとってもおいしい ほか)
第4章 思考停止しないために(「食べながらダイエットできる」というウソ;コラーゲンで美肌という幻想 ほか)
著者等紹介
子安大輔[コヤスダイスケ]
1976(昭和51)年生まれ。東京大学経済学部卒業。博報堂勤務を経て、飲食業界へ転身。株式会社カゲン取締役。飲食業界のプロデュースやコンサルティングに広く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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