新潮新書<br> 編集者の仕事―本の魂は細部に宿る

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新潮新書
編集者の仕事―本の魂は細部に宿る

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106103711
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

本とはモノである。決して、単なるテキストではない。昨今では書籍のデジタル化が世間を賑わせているが、昔ながらの「紙の本」にどれだけの工夫が凝らされているかについては、かなりの本好きでも意外と気付いていないのでは。数々の名著を世に送り出してきたベテラン編集者が、40年の試行錯誤で培った職人技と知見から語る本づくりの要諦。中身だけではない本を見所を知ることで、読書はもっと楽しくなる!

内容説明

本の良し悪しは、読まなくても分かる。なぜなら「いい本」には、オビから奥付まで随所に工夫が凝らされているから―。「1頁が存在しないのはなぜか」「目次と索引こそ技量が問われる」「余白の意味」「明朝体の美しさ」「本文紙は白ではない」など、数々の名著を手がけた編集歴四十余年のベテランが、本づくりについて縦横に語る。“電子書籍元年”と言われる今こそ伝えたい、昔ながらの「紙の本」の知られざる魅力。

目次

1 本とはモノである(作りの良し悪しを見分けよう;一次元の原稿を三次元に)
2 編集の魂は細部に宿る(すべては判型から出発する;頁はどこから始まるの?;目次と索引は技量が問われる;校正、畏るべし)
3 活字は今も生きている(グーテンベルクに感謝;明朝体は美しい;欧文書体はファミリーに分かれる;約物と罫線を使いこなせ)
4 見える装幀・見えない装幀(紙には寸法も色も重さもある;函入りかジャケットか;表紙は最後まで残るもの)
5 思い出の本から(昭和は文学全集の時代であった;十二冊プラス幻の一冊)

著者等紹介

柴田光滋[シバタコウジ]
1944(昭和19)年東京都生まれ。編集者。早稲田大学第一法学部卒業。1968年から四十年間にわたり新潮社に勤務。吉田健一、安部公房、丸谷才一、辻邦生など、多くの文学者を担当するかたわら、飲食関連の書籍も手掛けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

334
本の各部名称や本作りの流れなどを知らない人でも分かりやすく解説してくれた本なのだが、いかんせん文章の端々から「お前らはこんなこと知らないし、気にしたことないだろ? おれは知ってるぜ?」という上から目線感がにじみ出てくるので、人によってはそこら辺に不快感を抱くかもしれない。また、実際の本作りの流れは著者の経験したものであり、若干古臭いところもあるし、出版社ごとに言葉の使い分けがまったくことなるので、あまり内容をうのみにするのもいかがなものかとは思った。2017/03/12

おいしゃん

24
編集、校正、デザイン、など本を作るにしても細分化されているせいか、この一冊で本作りのイメージをするには難しいが、こだわるポイントがたくさんあることはよくわかった。2021/03/06

遅筆堂

22
あまり新たな情報は得られない。この本を読むのであれば、紙の書籍や編集に興味のある方であろうから、もう少しマニアックに作った方が良いのでは。新潮新書の字組では、その辺の充足は得られない。実際の編集作業の部分やそのやりとりももう少し書いてもらいたいなあ。図や写真もあった方がいい。ちなみに、私は文庫本も単行本もスピンは要らない。あれ、嫌いだ。手の甲に掛かったり、地の下の方にちょろっと出たり、ページの中に折り込んだのにそれが下に出てきたり、もうストレスの元凶。紙のしおりや文庫本カバーのしおり紐で充分なんだよなあ。2012/09/23

佐島楓

19
不勉強なので、装丁などの専門的なことはほとんど知らなかった。深く反省。校正のところは、テキストデータ上で処理するとは言え誤解がないようかなり神経質に行うものなので、これからも参考にするつもり。読み物としても本に対する深い愛情が伝わってきた。2011/07/26

calaf

15
装幀とか装丁とか装釘というのは実は誤用で、正しくは装訂なのか...それにしても、一冊の本が出来るまでにはいろいろあるなぁ...自分としては、初めてTeXを使って書いて印刷した時には、本当の本が印刷されたようでビックリしたことを覚えていますが、それ以上に本はモノなのでいろいろあるようです。2014/01/31

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