新潮新書<br> 歴史を動かしたプレゼン

電子版価格
¥660
  • 電書あり

新潮新書
歴史を動かしたプレゼン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106103650
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0266

出版社内容情報

どうすれば交渉相手を思うように動かせるのか。言葉で人を動かす技術、プレゼンの力で相手をたらしこみ、歴史を動かした先人たちがいた。コロンブス、豊臣秀吉、大黒屋光太夫、クーベルタン男爵・・・・・。壮大なプロジェクトを実現させた、彼らのプレゼンを解剖すると、不可能を可能にするプレゼン術の極意が見えてくる。人は説得では動かない。納得させられてはじめて動くのだ。歴史とビジネスが合体した比類なき1冊。

内容説明

どうすれば交渉相手を思うように動かせるのか。言葉で人を動かす技術、プレゼンの力で相手をたらしこみ、歴史を動かした先人たちがいた。コロンブス、豊臣秀吉、大黒屋光太夫、クーベルタン男爵…壮大なプロジェクトを実現させた、彼らのプレゼンを解剖すると、不可能を可能にするプレゼン術の極意が見えてくる。歴史とビジネスが合体した比類なき一冊。

目次

第1章 コロンブスはいかにして「新大陸」発見プロジェクトのスポンサーを獲得したか―カネはないが知恵はある。コロンブスは、プレゼンで勝負に出た。己の夢と野心を国家事業に仕立て上げた天才のプレゼンとは?
第2章 豊臣秀吉はいかにして柴田勝家との競合プレゼンを勝ち抜いたか―織田信長亡き後、その子息のだれを後継者にするか。会議は知恵比べの合戦場となった。秀吉のプレゼン能力、恐るべし!
第3章 大黒屋光太夫はいかにしてロシア皇帝に日本への帰国を認めさせたか―漂流から10年、光太夫は祖国への帰還をはたした。同情だけでは船は出ない。願いを叶えるプレゼンの底力!
第4章 クーベルタン男爵はいかにして1500年前のイベント「オリンピック」を復活させたか―彼がプレゼンの柱に据えたのは、スポーツとは無縁のものだった。満場一致で復活が決まったその秘策とは?

著者等紹介

林寧彦[ハヤシヤスヒコ]
1953(昭和28)年倉敷市生まれ。早稲田大学政経学部卒。博報堂に入社後、広告キャンペーンやテレビCMの企画提案を担当し、2003年独立。陶芸家(日本工芸会正会員)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

16
東廻り航路挑戦への費用と許可を求めたコロンブス、織田信長の後継者選びを自分の思い通りに導いた豊臣秀吉、日本への帰国を求めた大黒屋光太夫(ただしこれは彼の親友となった人々)、そしてオリンピック復活を目指したクーベルタン男爵のプレゼン手法を分析。説得は不要で、相手を納得させる事が重要という事らしい...2014/04/12

湯飲み猫

5
コロンブスを初めとして、歴史上の人物たちがどのようなプレゼンをして他人を動かしたのかを解説。企業勤めの無い僕ですが、なるほどプレゼンって「相手を動かすための手段」であり、自分の思いを伝えるのは二の次なのだなと、読んでひとつ賢くなりました(笑) 知っていると応用の利くことが、随所に書かれている本ですよ。2014/01/20

Yasushi I

3
コロンブスや豊臣秀吉などの歴史上の人物が遭遇したであろう場面を史実から推測し、きっとこんなプレゼンをやったであろうと再現したもの。それらを通じてプレゼンのやり方、押さえどころを教えるハウツー本でもある。ハウツーに目新しいものはなかったが、大黒屋光太夫の波瀾万丈とロシア皇帝との親交は胸を打った。2015/12/29

すがの

3
興味深い切り口で歴史を紹介し、その解説も秀逸な良書である。2014/09/26

maito/まいと

3
プレゼンを行う全ての方に読んで欲しい1冊。大事なのは魅せる技術や表現手法だけではなく、人を納得させ、動かすという本質・目的・意図、そして情熱。ポイントは今も昔も変わらないのだから、歴史の結果のみを押さえるのではなく、その結果に至るまでの課程を知り、分析することの重要さをも改めて示してくれる、厚みのある内容。ホンモノのプレゼンテーター目指して、精進します。2011/04/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/587405
  • ご注意事項