新潮新書<br> センスのいい脳

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新潮新書
センスのいい脳

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106103261
  • NDC分類 141.2
  • Cコード C0211

内容説明

人の評価基準のひとつである「センス」。そのよしあしを左右しているのが、私たちの脳だ。視覚や聴覚を通じてもたらされる外界の情報を、脳はどう処理しているのか―。「だから赤ちゃんはディズニーが好き」「幽霊が見える理由」「ありえない話だから騙される」「大阪のおばちゃんが派手なわけ」「センスの個性は人類の生存戦略」等々、気鋭の認知心理学者がセンス(=感覚)の不思議な世界の最前線に迫る。

目次

1 センスがいいってどんなこと?―センスを科学する
2 幽霊はなぜ見えるのか―感覚は歪む
3 新緑と紅葉はどちらが美しいか―色覚とセンス
4 本当は怖い「目かくし」―感覚を遮断する
5 身体はだまされない―「新しい感覚」と「古い感覚」
6 どんな絵が“うまい”のか―絵画とセンス
7 個性がなければ生きていけない―感覚の多様性
8 外国語は習うな!―感覚を鍛える
9 他人のセンスを理解するために―進化する感覚

著者等紹介

山口真美[ヤマグチマサミ]
1964(昭和39)年神奈川県生まれ。中央大学文学部教授、博士(人文科学)。中央大学文学部卒業、お茶の水女子大学大学院博士課程人間発達学専攻単位取得退学。認知心理学、なかでも乳児の視覚についての研究が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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