新潮新書<br> 不老不死のサイエンス

電子版価格
¥660
  • 電書あり

新潮新書
不老不死のサイエンス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106101595
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0245

出版社内容情報

医療の発達と生活環境の改善によって、平均寿命が伸び、100歳のいわゆる「百寿者」も増加しています。人間の寿命はこれからもどんどん伸びていくのでしょうか。「何歳まで生きられるの?」「どうやって?」「いつ頃可能になるの?」・・・そういった疑問に対し、基礎知識から説き起こし、再生医療、遺伝子操作技術などの最新の研究成果を踏まえて、不老長寿問題の全般にわたり、この分野の第一人者がやさしく解説する決定版。

内容説明

医療の発達と生活環境の改善によって、平均寿命が伸び、百歳を超えた「百寿者」も増加しています。人間の寿命はこれからもどんどん伸びていくのでしょうか。「何歳まで生きられるの?」「どうやって?」「いつ頃可能になるの?」―そういった疑問に対し、基礎知識から説き起こし、再生医療、遺伝子操作技術などの最新の研究結果を踏まえて、不老長寿問題の全般にわたり、この分野の第一人者がやさしく解説する決定版。

目次

第1章 基礎知識編―寿命の謎にご招待(あなたの死の確率は年々上がる;寿命にもいろいろある;自己再生産能力が生物の条件だ ほか)
第2章 最新の知識編―ここまで分かってきている(細胞の寿命について考える;アポトーシス(細胞死)はあなたにも
クローン増殖は身を滅ぼす ほか)
第3章 未来の知識編―こうすれば寿命はグングン延ばせる(寿命の延長に未来はあるか;再生医療技術は実用化に向かっている;人工臓器は可能性に満ちている ほか)

著者等紹介

三井洋司[ミツイヨウジ]
1942(昭和17)年、静岡県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。産業技術総合研究所、筑波大学などを経て、徳島文理大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちし

1
不老・長寿について細胞を中心に書かれている。各々の細胞は分裂可能な回数が決まっている。そのため、細胞が死んでいくことにより老化する。遺伝子操作などにより不老不死が実現すると、環境の変化に対応していくために備わってきた進化上の自然の摂理に手を加えることになる。個体としての不死は獲得できるが、その結果、種としての生殖や生存を喪失してしまうことになる。これは、倫理的な問題を含む興味深い論点。現段階での長寿の秘訣は、腹八分目と適度な運動という至って常識的な答えにより締めくくられる。2012/01/20

shin

0
目新しいものはなかった。種のために行動するって……どうなの?2012/07/10

かねかね

0
発行年数が2006年だったからか新しい内容が無かった(T▽T) ちょっとした理系情報のおさらいって感じでした。2012/05/27

tomo

0
☆☆☆☆☆ いまいちだった。読んで新しい知識は得られなかった。なにせ持論調の文章で読みにくい感じ。 2007/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/59525
  • ご注意事項