新潮選書<br> 反グローバリズムの克服―世界の経済政策に学ぶ

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反グローバリズムの克服―世界の経済政策に学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106037580
  • NDC分類 332
  • Cコード C0333

出版社内容情報

国益を守るか、既得権益を守るか――経済政策の成否の分かれ目はここにある。各国の構造改革の事例から、日本経済の戦略を考える。

国益を守る世界、既得権益を守る日本。「輸出は得、輸入は損」「日本企業は善、外国資本は悪」という反グローバリズムの誤解が、日本経済の再生を妨げている。非生産的な「既得権益」に固執するのではなく、大多数の国民の利益に資する「国益」を追求するには、どのような経済政策が必要なのか。各国の構造改革の事例から、グローバル時代を生き抜く戦略を考える。

内容説明

グローバリズムが日本経済を破壊する―は、本当なのか?各国の「構造改革」から日本の経済戦略を考える。

目次

序章 世界経済に何を学ぶか
第1章 世界のなかの日本経済
第2章 世界最大の市場経済としての米国
第3章 通貨統合で矛盾が広がる欧州経済
第4章 成長する東アジア経済
終章 世界の構造改革から日本が学ぶもの

著者等紹介

八代尚宏[ヤシロナオヒロ]
1946年、大阪府生まれ。国際基督教大学客員教授・昭和女子大学特命教授。国際基督教大学教養学部、東京大学経済学部卒業。経済企画庁、OECD事務局、上智大学国際関係研究所教授、日本経済研究センター理事長等を経て、現職。メリーランド大学博士(経済学)。専門は労働経済学・日本経済論。主な著書に『現代日本の病理解明』(日経・経済図書文化賞)、『日本的雇用慣行の経済学』(石橋湛山賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小僧武士

1
ピケティが話題になっているなか、これを真面目に読む人はいるのだろうか。昨夜のニュースでカナダの食肉業者がアメリカの大企業に仕事を奪われたと報道していた。規制を無くせば資本力のある大企業が一人勝ちするのは明白である。2015/01/07

渡邊拓視

0
新自由主義のススメ。日本は反グローバリズム的立場が多いからか、他国と比較して労働市場や財政構造の点で遅れが目立つ。経済復興には自由主義的立場をとり、政府はそれを規制することなく管理すべきだ。 2016/09/15

akanishi

0
USAの連邦制と日本の都道府県制の対比など2015/09/01

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