新潮選書<br> 天皇と葬儀―日本人の死生観

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新潮選書
天皇と葬儀―日本人の死生観

  • 井上 亮【著】
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  • 新潮社(2013/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106037375
  • NDC分類 210.094
  • Cコード C0314

出版社内容情報

初めて火葬された持統、散骨された淳和、葬儀もなかった後土御門……一二四代の「葬られ方」を総覧し、見えてくる日本の死生観。

土葬か火葬か、陵の形・場所、来世観と儀式――それは私たちの「喪の文化史」だった。モガリが政治空間だった古代、タタリとケガレに呪縛された平安、火葬が当たり前だった中世、尊皇思想が生まれた幕末・維新期、皇室と仏教の関係を切った明治、国威発揚の儀式と化した大正、国民主権下の大喪となった昭和、そして今、象徴天皇にふさわしい葬儀とは?……古代王朝から昭和まで、歴代天皇の「葬られ方」総覧。

内容説明

土葬か火葬か、来世観と儀式―それは日本の「喪の文化史」だった。モガリが政治空間だった古代、タタリとケガレに呪縛された平安、火葬が当たり前だった中世、尊皇思想が生まれた幕末・維新期、皇室と仏教の関係を切った明治、国威発揚として儀式化された大正、国民主権下の大喪となった昭和、そして今、象徴天皇にふさわしい葬儀とは?…古代王朝から昭和まで、歴代天皇の「葬られ方」総覧。

目次

第1章 モガリの政治空間―古代王朝
第2章 タタリとケガレの呪縛―平安時代
第3章 皇威の凋落と寺家専業―中世
第4章 尊皇思想と天皇陵の「創設」―戦国から江戸時代
第5章 忠孝の教化と国民統合―明治・大正
第6章 国民主権下の総服喪―戦後皇室と昭和の大喪

著者等紹介

井上亮[イノウエマコト]
1961年大阪生まれ。日本経済新聞社社会部編集委員。’86年日本経済新聞社に入社。東京、大阪の社会部で警視庁、大阪府警、宮内庁、法務省などを担当。元宮内庁長官の「富田メモ」報道で2006年度新聞協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

216
この本が出た当時はまだ火葬について上皇陛下の御意向が出ただけだったが、今日から思うと退位も折り込んでたのでは?と思える。天皇の地位に在れば火葬は殆どされなかったのは本書の通りだし、退位すれば火葬は古来より当たり前に行われてた。という事を知ると上皇陛下はもっと早くからお考えだったのだなと思った。 昭和天皇の御代で天皇陛下が崩御となると社会に与える影響が大きいなという事でデタントするのが今の流れなのかな。 にしても歴代天皇の葬儀はこんなにも色々あるのかと驚いた。2022/10/23

21
とてもとても面白かった。天皇の死に様葬られ方はそのまま彼らの生き様だったのだなあと。古代から中世にかけての世相、文化の移り変わりがそのまま葬送儀礼に現れていた。しかし北朝の帝方がホント気の毒で気の毒で…。昭和天皇に関しては、かなりページを割いて描かれている。昭和帝については「下血」という言葉と共に、色々と長引かされてお気の毒だという気持ちばかりが、子ども心にも残っているなあ…。2015/03/20

とんかつラバー

14
在位中の記録というのはあまり当てにならないが(あとで権力者が自分を正当化するために悪く書いたりする)葬儀については事実なので時代や人物を知る手がかりになる。儀式だけでなく価値観もコロコロ変わってて、今私たちが古来より受け継がれたと思ってるものは明治や昭和になってから作られたものである。日本オリジナルのものはなく、入ってきたものを混ぜ合わせたりアレンジするのが得意なのが分かる。上皇陛下が葬儀についての発言されたのは記憶に新しいが、出来れば叶えられてほしい。2023/11/03

sofia

12
天皇の葬儀を最初から検証していき、昭和天皇まで至る。途中、家系図のようなものがあったらわかりやすかった。私自身、テレビで「平成」の紙を見た瞬間、場所、そのときの感覚は覚えている。2014/03/01

onepei

3
定型といえる部分はどこなのだろうか。変化していくのだろうか。2014/01/26

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