新潮選書<br> 危機の女王エリザベス2世

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新潮選書
危機の女王エリザベス2世

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106037344
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0323

出版社内容情報

チャーチル、サッチャーら首相との関係、王室最大の危機となったダイアナ妃問題など、在位61年の軌跡から現代の君主のあり方を探る

様々な困難を乗り越えてきた女王を待ち受ける、「第四の危機」とは何か? 英王室の頂点として献身的に国家に尽してきた女王エリザベス。治世はこれまで最長のヴィクトリア女王を抜かんとしている。「世紀の恋」と呼ばれた先々代のエドワード8世の退位まで遡り、チャーチル、サッチャーら歴代首相との関係、最大の危機となったダイアナ妃問題など、在位六61年の軌跡から現代社会における君主のあり方を探る。

内容説明

英王室の頂点として献身的に国家に尽してきた女王エリザベス。治世はこれまで最長のヴィクトリア女王を抜かんとしている。「王冠を賭けた恋」と呼ばれた先々代のエドワード8世の退位まで遡り、チャーチル、マクミラン、サッチャーら歴代首相との関係、最大の危機となったダイアナ妃問題など、在位61年の軌跡から現代社会における君主のあり方を探る。

目次

第1章 国王の退位
第2章 一目惚れ
第3章 妻として、母として、国王として
第4章 第二の危機
第5章 儀式ずくめ
第6章 普段着の女王
第7章 英国首相と対峙して
第8章 女王は金持ちか?
第9章 忍び寄る第三の危機
第10章 ダイアナの衝撃
第11章 第四の危機

著者等紹介

黒岩徹[クロイワトオル]
1940年東京生まれ。東大法学部卒。毎日新聞社入社後、長野支局、外信部。70‐72年オックスフォード大セント・アントニーズ・カレッジ(大学院)留学。75‐82年毎日新聞ロンドン特派員。84‐87年ワシントン特派員。89‐95年欧州総局長兼ロンドン支局長。95年編集委員。99年日本記者クラブ賞受賞。同年より東洋英和女学院大教授。2001年、多年にわたり日英交流に尽したとしてエリザベス女王より名誉大英勲章OBE受章。現在、東洋英和女学院大名誉教授、毎日新聞客員編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

10
(図書館)クイーンのプロフェッショナルと言われているのも宜なるかな。ダイアナ妃に関しては女王よりの観点かなとも感じたが、タイトルからして致し方なしかも。大変過ぎる人生、なんとか全うして頂きたい。2017/12/02

ジュンジュン

5
「王冠を賭けた恋」のエドワード8世を叔父に、「英国王のスピーチ」のジョージ6世を父に持つ現女王エリザベス2世。在位60年のなかで最大の危機はダイアナインパクトだが、かなり王室よりの記述ながら、描かれる素顔のダイアナは充分衝撃的。これぞ玉座!と感銘を受けたセリフをひとつ。戦中ナチスの攻撃が激しくなる中、娘(エリザベス)を疎開させるべきとの意見に対して、王妃(エリザベスの母)は「娘が私の元を去ることはありません!私は国王から離れる事はありません!国王は英国を見捨てる事は決してありません!!」。2019/12/27

JVSTINVS

2
英国王室の世評が下がり続けるいま読む本ならこれかな、と思いきや、そういう大事なことはあまり書かれていない。ひたすらゴシップに次ぐゴシップ(ミーハー視線)である。首相との関わりは一応触れられているけど、まぁこれじゃ、ブリタニカに出てるレベルのおさらいだよ。2023/08/16

若黎

0
なんとなく気になって買ってしまった。あの世紀のロイヤルウェディングみてたなあ。あの事故死もテレビでみたな。2013/10/06

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