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新潮選書
痛みのサイエンス

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106035418
  • NDC分類 492.2
  • Cコード C0347

内容説明

痛みは我慢していると、やがて深刻な長引く痛みに変わる―最新の神経科学が発見した驚きのメカニズムを明快に解説しながら、腰痛、頭痛、膝の痛み、痛風、関節リウマチ、帯状疱疹など身近な痛みと正しいつき合い方を伝授。不要な痛みに苦しまず生きるために最も効果的な薬、治療法、医者に訴える言葉など役立つ知識が満載、一家に一冊必携の痛みの読本。

目次

第1章 文学と絵画に見る痛み
第2章 痛みの意義と種類
第3章 痛みのメカニズム
第4章 痛みを抑える薬物と治療法
第5章 しばしば経験する痛み―そのメカニズムと対策
第6章 痛みとつき合うための5カ条

著者等紹介

半場道子[ハンバミチコ]
東京医科歯科大学・大学院医歯学総合研究科分子神経生物学分野に所属。医学博士。静岡県立大学薬学部卒業後、群馬大学医学部助手、昭和大学歯学部講師を務めながら、難治性疼痛の研究を続ける。現在は痛覚の中枢神経機序について東京大学医学部と共同研究するほか、福島県立医科大学整形外科客員講師として、腰痛など臨床上の痛みと取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

41
様々な痛みとその対処(薬)について。とにかく「痛みは我慢してはいけない」ということ。痛みに耐えてこそ・・・などなにもならないそうだ。歯の痛み、副鼻腔炎の痛み、痛風の痛み、どれも二度と経験したくない。なにより痛みは読書の敵である。2015/06/17

はるわか

3
痛みを我慢することを賞賛する日本の風潮の危険性、①侵害受容性疼痛(急性痛)、外傷・打身・火傷など、発痛物質、消炎鎮痛剤がよく効く ②神経因性疼痛(慢性疼痛)、神経が傷ついたことに原因する痛み、リウマチ・がん・糖尿病・幻肢痛、痛覚神経機構の変調、治療が難しい、消炎鎮痛剤の最初の一錠は早めに服用する…炎症と痛みが体内に広がらないうちに、痛みは中枢神経に大きな影響を与え難治性疼痛に転化する危険性あり、アスピリンの多様な薬理作用2012/05/29

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