内容説明
マーケティングは米国生れの新しい学問です。戦後、わが国に大々的に持込まれて半世紀近くが流れました。その間、多くの人々から“わからん”という苦情が出ました。そしてそれは、製品、価格、広告などの戦略手段の間のつながりを示す理論が欠けていることからきています。本書は、このあたりを補充したうえで、専門家でなくてもわかるように示したものです。
目次
第1部 マーケティングとはどんな学問か(リゲインの市場導入作戦;戦略図式が登場する;産業革命が生みの親;なぜアメリカで発生したか ほか)
第2部 マーケティングの戦略手段を組み合わせる法(流通には種類がある―「四流」の概念;消費者の流通行動を描き出す;購買消費プロセスのモデル;安価消耗品のB‐Cプロセス ほか)