美しき日本の残像

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美しき日本の残像

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105262013
  • NDC分類 291
  • Cコード C0098

内容説明

四国の平家の落人の里に民家を買って城と称し、日頃は京都・亀岡の天満宮の庵に暮す。書画骨董、歌舞伎、古都を愛する一風かわったアメリカ人の日本美見聞録。

目次

第1章 お城を探す
第2章 祖谷
第3章 歌舞伎
第4章 美術コレクション
第5章 日本学と中国学
第6章 筆で遊ぶ
第7章 天満宮に住む
第8章 バブルの経験
第9章 僕の「関西七番巡り」
第10章 続「五番巡り」
第11章 奈良の奥山
第12章 東西の文人たち
第13章 東南アジア
第14章 最後の光を見ることができた

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

出世八五郎

18
“新潮45”91年2月号~92年12月号連載。自尊心を満たす本と予想したがそうではなかった。この種の本や最近の日本上げの風潮は、自尊心を満たすが眼を暗ませる元となる。本書は日本は駄目だ!と気付きを与える良書。兎角『京都は醜くなった!日本はもう駄目だ。日本人は恨むかのように京都を破壊してる!』を連発します。個人的に現代家屋が嫌いでしたが、本書を読み、堂々とそれらに対して醜い!と言うことが出来る気持ちになりました(※“現代家屋”で検索すると、新築で立派な和風家屋を見つけた。まだまだ捨てたもんじゃない。)。↓2015/11/10

Mayu

7
ずっと前にテレビで見かけて、気になっていたアレックス・カーさんの本。よくある外国人による手放しの日本礼讃という内容ではなく、良い面も悪い面も中国や英国などとの比較も交えて考察されていて、とても興味深い本でした。日本人の私が読むと、感性が少しズレているように思う部分もあるのですが、それも含めて私達が勝手に作り上げてしまった文化の枠組を一度取り払い、本当の美とは?何かを考えたくなります。お金を持たない一人の若者がいかにして、自分の理想とする生き方を実現していったか、という冒険譚?としても、勇気をもらえます。2015/03/06

takao

1
今の日本に残像の残像はあるか。2017/01/29

mu

1
1991年現在 関西七番・・六波羅密寺・六波羅密寺近くの表具屋日下さん・ 今宮神社近くのあぶり餅屋・圓通寺・大阪釜ヶ崎(飛田という廓がある)・芦屋 奥池・奈良 般若寺2014/11/21

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