ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

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ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 265p
  • 商品コード 9784105194017
  • NDC分類 336.04

内容説明

著者キングスレイ・ウォードはカナダ人の実業家である。苦労して大学を卒業し、公認会計士として6年働いた後、化学事業を興して成功した。ビジネスマンとしての働き盛りに,2度にわたる心臓の大手術を受け、死に直面した著者は、生きているうちに、自分のさまざまな経験から学んだ人生の知恵やビジネスのノウハウを息子に伝えたいと切実に願うようになった。そして、父親としての愛情とビジネスマンとしての熱意をこめて息子に30通の手紙を書いたのである。それが本書となった。

目次

あえて挑戦を
教育の設計
成功について
惰性的な生き方には
実社会での最初の日々
誠実さの代価
「企業家」とは何か?
経験の重みに代えて
部下との衝突
共同事業への誘惑
結婚を気軽に考えないで
事業を拡大する上で重要なこと
金銭感覚はどうなっているのか
講演は自信を持って
礼儀正しさにまさる攻撃力はない
銀行融資をとりつけるには
政府の検査官について
多角経営は会社を安定させるか
読書の価値
効率的な管理とは何か
人生の幸福とは
社員を解雇するとき
友情は手入れしよう
批判は効果的に
自分の財布の管理も計画的に
常に備えよ
ストレスと健康
優れた指導者の条件
生活のバランスを保とう
あとは君に任せる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

51
ビジネスマンとしてすっごく成功したカナダ人の著者が、2代目社長であるご子息に宛てて書いた手紙。同じ日にたまたま読んだ本2冊に紹介されていて(阿川佐和子さん「聞く力」 高田かやさん「カルト村2」)、運命?かと思い、非常に興味深く読みました。 親の説教ですので、小うるささはつきまとうものの、非常にためになる本、考えさせられる本。良書であります。2018/01/26

チャー

14
実業家の父が人生の節々で遭遇する出来事について大切な考え方を手紙形式で綴った本。学生時代の振る舞いから社会人で大成するまで、ビジネスや生活に関わる重要な考えを優しく時に厳しく伝えている。学ぶことの大切さや社会における人間関係、経営者としての立ち振る舞いの心得など、同じ道を進んだ息子へ熱いエールが30通記される。著者は大病を患った際に、子へ考えや想いやノウハウを伝いたいという思いから手紙形式がとられているとのことであるが、文章に記して伝え残すという方法は、口で伝えるよりも良い方法ではないかと感じた。2021/09/18

Yasutaka Hori

7
G. Kingsley Wardと言う方はカナダではそれなりに知名度があるアントレプレナーらしい。非常に機知に富んだ言葉を、時に先人・賢人の名言を添えながら綴っている「息子へのビジネスマンとしての手紙」。彼は比較的手堅い経営を心がけている気がした。興味深いのは、事業の多角化に対する考え方。彼は「一つが潰れても大丈夫なように」複数の事業(会社)を持つことを推奨。一方ビジネスの世界ではそのリスクも指摘されている(薄くなる)。が、それを認めながら多角化を薦めるのは成功者ならではの経験に基づいた発言と受け止めた。2017/09/26

とみやん📖

7
たまたま読んだ本で二度にわたり、推薦されていたので、興味を持った。経営者が息子にあて、転ばぬ先の杖として、一人立ちするまで、重ねた手紙三十通をまとめたもの。親、先輩、指導教官など、さまざまな立場から子供を労り、ジョークを交えながら、筆を進めており、息子がうらやましくもあった。内容が素晴らしいので、再読したい。2016/12/10

yuka

6
◆◆◆ 名著と言われている作品。元東レの佐々木常夫さんも繰り返し読んでる本と紹介されていました。父から息子へ向けた手紙形式。ビジネスだけでなく、結婚・友情・読書・人生の幸福について、触れられています。日々の中で、葛藤や困難にぶつかった時、何か【きっかけ】【気づき】をもたらしてくれそうです。若い方から、ミドル、トップの方へのビジネス・人生の先輩からの心の籠った手紙集。2016/11/27

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