北海油田

アルヴァレズ，アルフレッド【著】〈Ａｌｖａｒｅｚ，Ａ．〉/木原 武一【訳】

新潮社（1988/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 225p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784105184025
• NDC分類 936

内容説明

英国経済を救ったフロンティア、極北の荒海に浮かぶ海上テクノロジー都市への発見と冒険の旅。危険や極限的な状況を体験した人間こそ、最も現代的な存在であると主張する作家が描く、ノンフィクションの世界。

目次

プロローグ　書斎から極北の海へ
１　ヘリコプター発進す
２　海に浮ぶホテル
３　地質学者の賭け
４　宇宙戦艦銀河号
５　クレーン・ドライバー
６　悪魔髭の男
７　プリマ・ドンナ気取りで
８　パイロットの妙技
９　石油の町の億万長者
１０　妖精の住む島
１１　海底のつぶやき
１２　さらば人工島

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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神保町にて古本で購入。1988年の本だが、Offshore資源開発に関する技術や現場の雰囲気は、今もあまり変わらないように感じる。また、北海油田開発が親密な人間関係をベースにしたシェトランド島の社会に大きな影響を与えてしまったという事実は、今後資源開発が進む途上国がどのような影響を受けるかについての、先行例となるのでは。

2018/02/17