美味礼讃

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美味礼讃

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105070311
  • NDC分類 596
  • Cコード C0098

出版社内容情報

食べることは愛すること、人生を謳歌すること――。食だけに留まらない原書の魅力が伝わるよう大胆に編集し、新訳。その妙味を解説。どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か言い当てみせよう。人生に必要なこと。それは、よく食べ、よく愛し合うこと――。19世紀フランスでベストセラーとなった食のバイブルを、『パリ 旅の雑学ノート』『料理の四面体』の玉村豊男が、原書の魅力が伝わるよう大胆に編集し、新訳。食の話題にとどまらず、恋愛を何よりも大切にするフランス文化のエッセンスが詰まった原文の妙味を解説。

ブリア=サヴァラン[ブリア=サヴァラン]

玉村 豊男[タマムラ トヨオ]

内容説明

『パリ旅の雑学ノート』『料理の四面体』の玉村豊男が、原書の魅力が伝わるよう大胆に編集し、新訳。その妙味を解説。

目次

感覚について
味覚について
美味学について
食欲について
食物一般について
スペシャリテ(食べものあれこれ)
渇きについて
飲みものについて
グルマンディーズについて
グルマンについて
食卓の快楽について
狩りの中休み
消化について
肥満について
肥満症の予防と治療
痩せすぎについて
断食について
消耗について
料理の哲学史
レストランについて
ヴァリエテ(余録)

著者等紹介

ブリア=サヴァラン[ブリアサヴァラン] [Brillat‐Savarin,Jean Anthelme]
1755年‐1826年。ローヌ川近くの裕福な法律家の家に生まれる。デイジョンで法学・化学・医学を学んだ後、故郷で弁護士事務所を開設。1790年フランス革命の勃発とともに代議士となる。革命末期、自分の首に賞金がかけられていることを知り、スイス、オランダを経てアメリカへ亡命、フランス語とバイオリンの教師としてニューヨークなどを渡り歩く。1796年フランスに戻り、1797年司法官の職を得る。その後、死ぬまでパリ控訴裁判所の裁判官を務めた

玉村豊男[タマムラトヨオ]
エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー。1945年東京生まれ。東京大学フランス文学科卒。’68年パリ大学言語学研究所留学。’72年より文筆業。’83年長野県軽井沢町、’91年同県東部町(現・東御町)に移住して農園を開き、2004年よりヴィラデストワイナリー開業。’07年元箱根に玉村豊男ライフアートミュージアム開館。’14年日本ワイン農業研究所を設立し、アルカンヴィーニュ(ワイナリー)を拠点とする千曲川ワインアカデミーを開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梟をめぐる読書

15
美味学の古典的名著として知られる『美味礼賛』を、フランス文化研究者が大胆に編訳。サヴァランの文章を補うかたちで適宜訳者視点の解説を挿入したもの。というと「原文のイメージを損ねているのではないか」などの心配も出てくるが、これが抜群にハマっており、序章からサヴァランが味覚と「生殖感覚」(早い話がセックスのこと)を積極的に関連付けようとしていたこととか、フランスにレストランが登場したのがようやく革命後のことだったとか。新訳で初めて気づかされたことも多く、楽しめた。グルメブームに沸く今だからこそ読んでおきたい本。2017/06/19

jjm

11
約200年前に書かれた美食家サヴァラン氏による食に関する考察本と玉村さんによるエッセイ。サヴァランの一部謎理論に対する的確なツッコミや各種よもやま話しは読んでいて飽きない。美味である鳥として、日本では禁鳥であるツグミと並んで、イチジククイやキジが挙げられている。特にキジの香気はすばらしいとか。魚食は性欲向上という謎理論がある一方で、低炭水化物ダイエットの有効性やオスマゾーム(うまみ?)への言及は興味深い。2020/12/02

トリッコロ

7
今年初の読み物だが、訳者が画家でエッセイストの玉村豊男氏で読み応えのある一冊だった。原著は美食家として知られたブリア・サヴァランの著者で、グルメの蘊蓄は1825年初版とは思えず読み応え十分。 興味を引いた部分は、本編とは少しはなれるが、男性が女性を一対一で夕食に誘う時は”On fait l’amour”と言い、仏語では「性行」を意味するらしい。確かにパリ駐在で同僚二人でレストランに行くと、廻りはカップルだらけで場違いであったことを思い出した。2021/01/06

オペラ座のカニ人

2
図書館本で読んでみた。良かったので、次は辻静雄先生の翻訳本を読んでみたい。フランス革命前後のフランスの食生活や文化など興味深いことがたくさん書かれており、今後の料理人生に役立てたい。サヴァランが蒸し器を利用して料理をしていたらしくそれに関する解説に納得しました。読んで良かった本。 2023/08/25

みにゃー

2
訳者のエッセイが長すぎるしまあまあ考えが古い。しかし歴史的な解説が良いタイミングで入っているところは評価できる2019/10/02

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