出版社内容情報
食べることは愛すること、人生を謳歌すること――。食だけに留まらない原書の魅力が伝わるよう大胆に編集し、新訳。その妙味を解説。どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か言い当てみせよう。人生に必要なこと。それは、よく食べ、よく愛し合うこと――。19世紀フランスでベストセラーとなった食のバイブルを、『パリ 旅の雑学ノート』『料理の四面体』の玉村豊男が、原書の魅力が伝わるよう大胆に編集し、新訳。食の話題にとどまらず、恋愛を何よりも大切にするフランス文化のエッセンスが詰まった原文の妙味を解説。
ブリア=サヴァラン[ブリア=サヴァラン]
玉村 豊男[タマムラ トヨオ]
内容説明
『パリ旅の雑学ノート』『料理の四面体』の玉村豊男が、原書の魅力が伝わるよう大胆に編集し、新訳。その妙味を解説。
目次
感覚について
味覚について
美味学について
食欲について
食物一般について
スペシャリテ(食べものあれこれ)
渇きについて
飲みものについて
グルマンディーズについて
グルマンについて
食卓の快楽について
狩りの中休み
消化について
肥満について
肥満症の予防と治療
痩せすぎについて
断食について
消耗について
料理の哲学史
レストランについて
ヴァリエテ(余録)
著者等紹介
ブリア=サヴァラン[ブリアサヴァラン] [Brillat‐Savarin,Jean Anthelme]
1755年‐1826年。ローヌ川近くの裕福な法律家の家に生まれる。デイジョンで法学・化学・医学を学んだ後、故郷で弁護士事務所を開設。1790年フランス革命の勃発とともに代議士となる。革命末期、自分の首に賞金がかけられていることを知り、スイス、オランダを経てアメリカへ亡命、フランス語とバイオリンの教師としてニューヨークなどを渡り歩く。1796年フランスに戻り、1797年司法官の職を得る。その後、死ぬまでパリ控訴裁判所の裁判官を務めた
玉村豊男[タマムラトヨオ]
エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー。1945年東京生まれ。東京大学フランス文学科卒。’68年パリ大学言語学研究所留学。’72年より文筆業。’83年長野県軽井沢町、’91年同県東部町(現・東御町)に移住して農園を開き、2004年よりヴィラデストワイナリー開業。’07年元箱根に玉村豊男ライフアートミュージアム開館。’14年日本ワイン農業研究所を設立し、アルカンヴィーニュ(ワイナリー)を拠点とする千曲川ワインアカデミーを開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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