インテリジェンス人間論

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  • サイズ B6判/ページ数 260,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104752034
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

有末清三/イエス・キリスト/エリツィン/近衛文麿/小沢一郎/小渕恵三/金日成/小泉純一郎/大川周明/後醍醐天皇/ゴルバチョフ/鈴木宗男/リヒアルト・ゾルゲ/ソルジェニーツィン/橋本龍太郎/オサマ・ビン=ラディン/福田康夫/ブルブリス/プーチン/マタハリ/カール・マルクス/マッカーサー/蓑田胸喜/村上正邦/森喜朗/ラスプーチン/リトビネンコ/カール・バルト/ニャゾフ/アドルノ/ティリッヒ、他

内容説明

歴代総理、世界の指導者、伝説のスパイ、異能の思想家から、聖人君子まで―。総勢150余人が登場。異色の人物論。その圧倒的な筆力に加えて、国際情勢のみならず、宗教、歴史、思想からグルメ、サブカルチャー、セックスなど、多方面にわたる豊富な知識を駆使して織りなす、豪快にしてユーモア溢れる「実録・ハードボイルド・ワンダーランド」。初の短編ノンフィクション集。

目次

鈴木宗男の哀しみ
橋本龍太郎と日露外交
私が見た「人間・橋本龍太郎」
小渕恵三の“招き猫”
新キングメイカー「森喜朗」秘話
死神プーチンの仮面を剥げ
プーチン後継争いに見る凄まじき「男の嫉妬」
日露対抗「権力と男の物語」
「異能の論客」蓑田胸喜の生涯
怪僧ラスプーチンとロシアン・セックス
スパイ・ゾルゲ「愛のかたち」
有末精三のサンドイッチ
「アジアの闇」トルクメニスタンの行方
インテリジェンスで読み解く「ボロニウム210」暗殺事件
不良少年「イエス・キリスト」
ニ十一世紀最大の発見「ユダの福音書」
ラスプーチン、南朝の里を訪ねる
ティりッヒ神学とアドルノ

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
起訴休職外務事務官・作家。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、’85年外務省入省。在モスクワ日本国大使館勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官を務める。インテリジェンスのプロとして対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後500余日の勾留生活を送る。’05年2月に執行猶予付き有罪判決を言い渡され控訴したが、’07年1月、東京高裁は控訴棄却。現在、最高裁に上告中。保釈後、’05年に執筆した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)がベストセラーとなり、第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。’06年に発表した『自壊する帝国』(新潮社)で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

193
主に色んな政治家のインテリジェンス感覚を紹介していくという本書の構成だったが、一番面白かったのは東郷和彦氏とのやり取りだった。2016/07/01

Hiro

14
強靭な忍耐力で検察の500日勾留を耐え抜いた著者。勾留の日々を綴る、戦意と戦術にみちた前作とは裏腹に、今回は心静かな、正義心、生きるミッションへの信奉心、一本気、不器用でも実直にしか生きられない気質あたりがうかがえる作品だった。なんというか、リアルさ、これが真相だったんだなと感じさせてくれるのが著者の魅力だ。2023/06/10

大森黃馨

6
序盤の鈴木宗男氏の辺りは情緒的過ぎてどうも自分は拒絶的反応をしてしまう或いはこういう政治の内訳的な話は以前ならともかく今の私にはそんな知識を習得する意味はあるのかと考え込んでしまう それよりも興味を抱いたのはユダの福音書・南朝の里の訪問記と死生観の話・神学や思想の話 2023/05/31

さきん

6
著者から見た人物伝。それが正しい認識かは引いて読む必要はある。2015/07/10

aponchan

4
「国家の罠」に続く佐藤優氏著作2冊目。宗教に関する部分は基礎知識なく難しかったが、知っている大物政治家が登場し、見た目と違う感じもあって面白かった。特に、森喜朗氏、小渕恵三氏等々に関する部分は特にギャップがあった。2019/06/16

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