いい子は家で

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いい子は家で

  • 青木 淳悟【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 新潮社(2007/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104741021
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

家庭とはつまり場所なのだ――。「四十日と四十夜のメルヘン」で最大級の賛辞を受けてデビューした気鋭が選んだ次なるテーマは「家」。待望の第二作品集。

内容説明

女ともだちのマンションに通う次男。その靴を洗うことに執着する母。仕事をやめ「ひさしぶりに殺し合いをしようぜ」と、ゲームコントローラーを握る兄。父の耳の穴からは得体の知れないものが飛び出して―。いま、最も注目を集める気鋭が拓く、家族小説の新しい地平。

著者等紹介

青木淳悟[アオキジュンゴ]
1979年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部在学中の2003年、「四十日と四十夜のメルヘン」で、第35回新潮新人賞を受賞。’04年発表の第二作「クレーターのほとりで」が第18回三島由紀夫賞候補となる。上記二作を収録した初の小説集『四十日と四十夜のメルヘン』で第27回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里季

13
しんきくさい家だな。2013/09/03

三柴ゆよし

11
「ピンチョンが現れた!」のかどうかは知らないが、『四十日と四十夜のメルヘン』同様、これまでの日本文学にはなかったタイプの小説であることはまちがいない。特に表題作は佳品というべきで、正直なんてことない中流家族の日常、その拡大された細部(ホントどうでもいいような)の叙述が積み上げられていくことによって、またそこに唐突な幻想が紛れ込むことによって、異様な小説空間が現出してくる。各人の素質・素養によって評価の分かれる作品だろうが、現代小説としてとても巧みだ。2011/03/13

ミツ

10
父、母、兄、弟、東京郊外に暮らす四人家族の日常を特にヤマもオチもイミもなく淡々と描く。どの作品もひたすら家の様子や日常の家事や家族どうしのやりとりが描かれ、深い感情の動きはないが、表題作ではそこに入り込む奇妙な想像力を楽しめる。また、他の「ふるさと以外のことは知らない」「市街地の家」では奇想を排した分情景の生々しさが増し、不思議なリアリティが宿っている。意味や意図を深読みすることなく、ただ文字を追って想像するだけで十分不思議である種心地よい気分になれる一冊。2011/05/05

そうたそ

7
★★★☆☆ 近著「わたしのいない高校」にて、タイトルで宣言してしまっているのだが、著者の作品の特徴は「わたしがいない」ことだと言い切ってもいいだろう。本作に関しては、アットホームな設定であるのだが、例のように「わたし」がいない。主観が一切存在しない小説になっている。そこで気づくことがある。一般的な主観的側面のある小説は内面の広がりは大きいが、外的な世界の広がりは言う程でもない。だが、本作の場合は主観が交じらない分、気を抜けば読者が放って行かれるほど世界が縦横無尽に広がっていく。貴重な読書経験ができる一作。2013/02/07

たゆむ

5
バターの味が涙、汗、血に似ているという表現は、共感した。 うーん、それくらいかな。 2014/01/13

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