芸術脳

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104702022
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

松任谷由実、リリー・フランキー、内藤礼、いとうせいこう・・・・・。気鋭の脳科学者が見つめた10人のクリエイティヴな脳の中身とは?現代日本社会を豊かに生き抜くヒント集。

内容説明

芸術は…苦悩か、快楽か、爆発か?創造する脳の力とは―。10人のクリエイターとの対話集。

目次

気づき、という至上の喜び―vs佐藤雅彦
世界と自分を結ぶ「なにか」を求めて―vs内藤礼
ファッションとは態度の表明である―vs小野塚秋良
デジタル化できないもの、身体の可能性―vsいとうせいこう
現実と仮想の往還から作品は生まれる―vs松任谷由実
アートは可能無限と向き合うべし―vsヒロ杉山
笑い物こそが「笑い」を創造する―vsリトル・ブリテン
音楽表現と「時間」について考える―vs菊地成孔
愛とユーモアのある批評―vs天野祐吉
今こそ「生命力」が必要だ―vsリリー・フランキー

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962(昭和37)年、東京生れ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大大学院物理学専攻課程を修了。理学博士。理化学研究所、英ケンブリッジ大学を経て現職。クオリア(意識のなかで立ち上がる、数量化できない微妙な質感)をキーワードとして、脳と心の関係を探求し続けている。2005(平成17)年、『脳と仮想』で小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日々珠

11
毒を狂気を吐き出す、芸術という場。メッセージより、場の空気らしさ、クオリアを表現する、ある音楽。2014/08/28

よし

6
クリエーターとの対談集。「バリンジャー・クレーター・・25年間底を掘り続け隕石説を証明した「ステュディオス無我夢中・没頭状態」」「なにもいえないときも、ただ美しいといえた(内藤礼)」「♪海を見ていた午後♪だと、詞や曲そのものよりも、演奏自体にクオリアがある。私はきっと、歌でストーリーとか感情を伝えたいんじゃない、それよりも温度とか匂いをつたえたい。・・リスナーのそれぞれの記憶や思い出が鮮明によみがえってくるんじゃないか。その曲を聴いた人の数だけいろんな物語になる。(松任谷由美)」リリー・フランキーもよし。2019/04/23

ハチ

6
リリー・フランキーとの対談は傑作。生命力が振り切れるギリギリ。どのクリエイターからも熱中する強さや爆発力をビシビシ感じられる。2019/02/10

momo

3
いろいろな頭に対応できる茂木さんがオモシロイ。佐藤雅彦さんがいちばん言葉がすんなりはいってきた。2015/11/20

kinoko-no

3
美しいものが好きだという内藤礼との対談、小倉の同郷というリリー・フランキーとの対談が面白い。2008/12/10

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