セックス放浪記

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  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104567058
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

憧れのお姫様Mに挑戦し、22歳年下のウリセンとの恋に溺れる日々―。佐藤優氏との特別対談も収録。

目次

第1章 さまよえるバカ女
第2章 青い鳥は、いずこ
第3章 見られて燃えるか?
第4章 ああ、憧れのお姫様M
第5章 マグロ姫の覚醒
第6章 愛されたいという地獄
第7章 ウリセンに恋をして
第8章 放浪の果てに
特別対談 セックスと神(佐藤優;中村うさぎ)

著者等紹介

中村うさぎ[ナカムラウサギ]
作家。1958年福岡県生まれ。同志社大学英文科卒。OL、コピーライターを経て、ジュニア小説デビュー作『ゴクドーくん漫遊記』がベストセラーに。その後、5年間で推定1億円買い漁った買い物依存症の日々を赤裸々に描いた週刊誌の連載コラム「ショッピングの女王」がブレイクする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホッパー

65
前半はハチャメチャな体験記。後半はひたすら自己分析。ここまで自己開示できるのは凄い。全編卑屈な思考で貫いているのに、理屈の書きっぷりと勢いで読めてしまう。何故そこまでもがくのかは、愛されたいという地獄、という一言に集約されているように感じた。2021/08/09

pom

4
再読。求められることにナルシスティックな快感があるのは、女が「求められてこそ花」と考える生き物だから。作者が求められる快感に固執するのは、それこそが快感のツボであり、同時に苦痛の源なのだ。ってところに共感した。先日読んだばかりの槙村さとるのダンナの批判が載っていた(笑)KMってそんな奴だったんだ!2014/01/12

なおたん

4
健気なまでに自己分析しまくっている文章が、胸に響く。もう、そんなに自分にメスをいれなくてもいいよ、と言いたくなる。2012/06/04

CHI-PON

3
図書館で返却棚にセックスと言う文字、目が行った!そして借りた(笑)図書館で扱ってることにもびっくり!大きな図書館なだけあるのか普通のことなのか、小学生のときに和英辞書でSEXと調べたときのウキウキするような気分で読み始めました。2丁目のママとガールズトーク、面白すぎる!一緒に参加したい!仲良い友達で一緒にシーモネーターをしゃべるのって楽しいんだなぁ♪ムリーとか言う女がむり(笑)デリヘルを経験しウリセンに恋をし、自分自身を愛するために悪戦苦闘し狂う、キリスト話をまじえた対談も面白かった。(図書本)2013/11/26

3
露悪趣味の人の体験談だと思って読んだら違ってた。文章は筆がノッている時はまるで坂口安吾のような軽快且つ説得力のあるものでビックリした。後半は自己分析にページを割き、自分の性をどうしていいのか自分でもわからず煩悶を繰り返している思考の蟻地獄みたいなものにハマっている人なのかなあと思った。2011/09/29

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