内容説明
米タリーズ会長を“アポなし”で突撃訪問、日本展開のライセンスを獲得。28歳で銀座に1号店を開業、店に泊まり込んで1日20時間働き、様々な工夫と人材の発掘で急成長を実現。会社設立後3年2ヶ月、スターバックスに先がけ、飲食業界最速で株式上場を達成!タリーズコーヒージャパン起業物語。
目次
第1章 情熱を込めて
第2章 使命感を持って
第3章 経験を積む
第4章 自分を信じて諦めない
第5章 人こそすべて
第6章 将来を見据えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南
31
タリーズを始めるまでの、時間、労力、お金のかけかたが具体的に書かれている。お洒落だな、美味しいな、の背景にはこんな物語があったのか。文章も読みやすく、タリーズを応援したくなる一冊。2019/03/23
Willie the Wildcat
19
タリーズジャパン創立者松田氏の半生。学生時代の差別と日本文化への戸惑いは私自身の経験と重なる点があり共感。起業家に限らず社会人はやはり「情熱」と「行動力」の”違い”が差別化の原点。付け加えて言うと「継続は力なり」ですね。スタバのシュルツ氏との共通項も多いのですが、”本家”との比較も興味深いと思います。2011/09/25
手押し戦車
12
自分がやりたい事はどんな手段を使ってでもやるのは将来後悔のを減らす事になる。行動しながら、考える改善して行くのが物事を軌道に乗せる最短の道。人を寄せ付けるには、暇な時でも忙しく動き回っている様に見せたり窓拭きをして人の存在を認識をさせる事で安心感が生まれ店に入ってくる。何事も人が関わって初めてコミュニケーションが生まれてくる。事業をやるのは多くの人とコミュニケーションを容易に出来る仕組みを作って行くことになる。情熱と信念と行動力が強くなるほど、思考が現実化して行く。窮地の時こそ知恵が出るのが人の強み!2014/12/24
ヨータン
11
4月から新しい仕事に就く私にドンピシャの本でした。著者の仕事への取り組み方、大変参考になり、刺激になりました。やはり情熱に勝るものはないですよね。2014/02/23
ふろんた
11
2010.06に文庫版で読んでいるので2回目の読了。20代半ばで銀行員をやめて、何も後ろ盾がないのにタリーズコーヒーを日本で創業した。本書からは並々ならぬ情熱を感じる。この人はいかなる困難があろうと、決して不可能とは思っていない。自身の仕事と照らし合わせると、まだまだやれることがあると勇気をもらえる。2012/07/08