アフガニスタン敗れざる魂―マスードが命を賭けた国

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104538010
  • NDC分類 302.262
  • Cコード C0031

内容説明

ニューヨーク9・11テロの2日前、アフガニスタンで一人の男が殺された。アハマッド・シャー・マスード。ソ連を破り、反タリバーン連合を率いた伝説の英雄。写真家・長倉洋海が、志半ばで倒れた親友マスードとの日々を回想し、おとずれた平和に甦る大地を駆け抜ける。

目次

第1章 情報の洪水
第2章 二つのテロ
第3章 信仰の大地
第4章 パキスタンとパシュトゥン人
第5章 ムジャヒディンの思い
第6章 割れたモザイク国家
第7章 タリバーンの正義
第8章 届かなかった声
第9章 メディアと私の報道
第10章 故郷の風景

著者等紹介

長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。80年よりアフリカ、中東、中南米、東南アジアなど世界の紛争地を訪れ、そこに生きる人々を見つめてきた。写真集に「マスード 愛しの大地アフガン」(第十二回土門拳賞。新装版・河出書房新社)などがある
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感想・レビュー

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Maumim

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マスードという名の英雄がアフガニスタンにいたこと。彼がテロに倒れたのは、米国の同時多発テロの2日前だった。もし、彼が生きていたら、と思いをめぐらさずにはいられない。旧ソ連のアフガン撤退後の内戦がどのようなものだったのか、なぜ内戦がやまなかったのか。単純な民族の対立ではなかったということ。イランの空港で会った英国に移住したアフガニスタン人たちのことが頭をよぎった。彼らも戦災を逃れた人々だったのか。2010/10/24

fudl

0
ラジオ深夜便から知り得た写真家:長倉洋海氏の2冊目。この本により90年代頃の混乱した中東情勢や、9.11世界同時テロ事件について新たに多くのことを知った。アフガニスタンのために満身創痍で戦いつづけたマスードという英雄的な指導者が存在したという事実、またその彼自身も 同時テロの犠牲者の一人であることも知ることができた。他にも関連本を読んでみたい。2021/06/11

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