出版社内容情報
若だんな、初めて江戸を出る!
「しゃばけ」シリーズ第5弾は久々の長編小説!
近頃江戸を騒がす地震の余波で頭に怪我をした、若だんな。主人に大甘の二人の手代と兄・松之助をお供に箱根でのんびり湯治の予定が、人さらい、天狗の襲撃、謎の少女の出現、ますます頻発する地震と、状況は時を重ねるごとに深刻になっていき……。病弱さなら誰にも負けない若だんなだが、果たして無事、長崎屋に帰れるのか?
内容説明
日本橋の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいた。その上、病だけでは足りず頭に怪我まで負ったため、主に大甘の二人の手代、兄・松之助と箱根へ湯治に行くことに!初めての旅に張り切る若だんなだったが、誘拐事件、天狗の襲撃、謎の少女の出現と、旅の雲行きはどんどん怪しくなっていき…。大好評「しゃばけ」シリーズ第五弾。
著者等紹介
畠中恵[ハタケナカメグミ]
1959年高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。