しゃばけ

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104507016
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

江戸の大店の若だんな一太郎は17歳。一粒種で両親から溺愛されているが身体が弱くすぐ寝込んでしまう。そんな一太郎を守るべく、手代に身を替えた犬神・白沢、屏風のぞきや小鬼が身の周りに控えている。ある夜、ひとり歩きをした一太郎は人殺しを目撃してしまう。あやかしたちの力を借りて下手人探しに乗り出すものの…。心優しい若だんなと妖怪たちが繰り広げる愉快で不思議な人情推理帖!第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
1959年高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。漫画家アシスタント・書店員などをしながら漫画家を志し、88年小学館の漫画雑誌でデヴュー。以後読みきりストーリー漫画を発表する一方、数年前より作家を目指す。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

100
再読!また一からシリーズを追いかけていくつもりです。やっぱり面白い!!手代二人と一太郎のやり取りがすごく微笑ましく好き〜!一太郎が弱い理由には納得です。2020/10/23

mikea

78
ずっと読みたかったシリーズ。とうとう読み始めました。最近この時代ものと妖怪ものにハマってるので勢いにのせて。病弱な若旦那に仕える佐助と仁吉(妖)の行動、言動に笑ってしまいます。こんなに心配されいたれりつくせりされてみたい!若旦那が以外にも意思が強く、行動力があるのにこれからの展開にも期待できそうな予感です。楽しみ。2011/08/26

ミカウバー

66
しゃばけシリーズ第一作、第13回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。主人公の廻船問屋長崎屋の若旦那一太郎と、その手代である妖(あやかし)の、仁吉(白沢)と佐助(犬神)が繰広げるファンタジー時代ミステリー。主人公の一太郎が殺人事件に巻き込まれる事から話は進むのだが、流石に人気シリーズだけあって、とにかく面白かった。 脇を固める妖や付喪神(つくもがみ)が個性的だし、柴田ゆうによる装画、挿画がその魅力を引き出している。時代小説をあまり読む事がなかった自分でもすんなりと読む事が出来た。

Rosemary*

60
廻船問屋、長崎屋の若だんな一太郎。生まれながらに体が弱いが頭が切れて心優しくイケメンです。一粒種に大甘の両親と手代に成りすました犬神、白沢をはじめ、様々な妖たちに見守られながら猟奇殺人事件を解決していく。とても愉快でテンポ良く妖怪たちがなんとも可愛い痛快ファンタジー。自身の出自や異母兄などに心痛めながらも成長していく姿をこれからも応援したくなります。2015/01/04

美紀ちゃん

58
個性あふれる妖怪達が仲間にいる。とても心強く、病弱な若旦那だけど何でもできる気がする。短編のような感じで読みやすい。しゃばけシリーズはぬしさまへが一番好き。

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