麹町二婆二娘孫一人

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麹町二婆二娘孫一人

  • 中沢 けい【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 新潮社(2014/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 411p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104377046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

東京?町の古い屋敷に暮らす亥年の五人の女。母が生き抜いた昭和から、孫娘のいる平成へ。変転のなかでのそれぞれの人生を綴る長編。

変転する昭和を生き抜いて、平成の世を猪突猛進で生きる、亥年の女たち。東京?町の古い屋敷に暮らす女ばかりの五人。昭和初め生まれのお嬢さん気質の抜けない家付き娘・富子さんも、ロリータファッションの孫娘・真由に振り回される平成の現在。富子さんと長年ともに暮らしてきた大正生まれのおきくさんが高齢出産で得た娘の紀美ちゃんもいて――世代様々、微妙な関係。変わりゆくもの、変わらないもの、それぞれの人生を温かくみつめる長編。

内容説明

東京・麹町の古い屋敷に暮らす女ばかりの五人。昭和初めの生まれでお嬢さん気質の抜けない家付き娘・富子さん、その娘の美智子さん、ロリータファッションの孫娘・真由ちゃん、富子さんと長年ともに暮らしてきた大正生まれのきくさん、高齢出産で得た娘の紀美ちゃんもいて―世代様々、微妙な関係。戦後から、バブルの時代、そして現在―世代それぞれの時間を生き抜く姿を、あたたかく見つめる長編小説。

著者等紹介

中沢けい[ナカザワケイ]
1959(昭和34)年生れ。千葉県館山市に育ち、十八歳の高校在学中に書いた「海を感じる時」で群像新人文学賞を受賞、単行本がベストセラーになる。85年、『水平線上にて』で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

72
麹町の古い家に暮らす家族の物語にほっこりしました。富子さん・美智子さん母娘ときくさん・紀美さん母娘、そして美智子さんの娘・真由ちゃんの5人を軸に語られる物語には今と昔があって惹き込まれました。親族ではないけれど、一緒に暮らしている様子が淡々と描かれているのが面白かったです。老齢の2人のとぼけた様子、今時ファッションにハマる孫、その狭間で悩む2人の娘が何とも言えず味と雰囲気を醸し出していました。変わるものと変わらないものの中でそれぞれの人生をあたたかみのある眼差しで描いていて楽しかったです。2015/04/21

ぶんこ

48
表紙の家が、我が家のご近所の憧れの日本家屋に似ているので、つい、そういった家に住まわれている方の内情を拝見している気分になりました。 ただ文体が私には合わず、読むのに時間がかかり、他の作品を間に入れて読み終えました。 私自身が生粋の下町っ子だったからか、山手のゆったりとした日々には溶け込めなかったようです。2015/04/29

chichichi

39
タイトルと表紙に目が止まり手に取りました。麹町に住む亥年ばかりの3世代5人の女性のお話。血縁のない者も本当の家族の様に上手く生活しているのは亥繋がりだから?!長編なのにずーっと淡々とした調子で少々眠くなりましたが、この穏やかな感じ好きです。いつか麹町と靖国神社の骨董市へ行ってみたい。2015/02/13

007

28
★★★★☆ 麹町の古いお屋敷に同居する母娘三代とお手伝いさんとその娘。なんと5人とも亥年生まれ。どんなに強烈な話になるかと思いきや・・・おっとり朗らかで自然体、あくせくしていないところが羨ましい。なぜかこの家だけ空気が違うような・・・。特に婆二人のやりとりは超然としていて面白い。なんとなく「サザエさん」のような雰囲気で、たまにこういうほのぼのとした作品も良いなぁと思った。2014/12/05

Shimaneko

24
どこまでも淡々と三世代同居の女所帯の日常を綴った、昭和テイスト満載の朝ドラ的物語。あまりにも起承転結に乏しいので、途中やや飽きかけたものの、生まれ育った実家や祖父母の家の応接間とか庭とか、とうに失われた懐かしい光景を久しぶりに思い出した。麹町じゃないけど、あの辺もこんな感じの暮らしだったんだよなあ。なんかもう前世の記憶みたいで、思えば遠くまで来たもんだ、まったく。2015/01/20

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