内容説明
2001年省庁統廃合に向けて、日本再生を賭けたはずの「橋本行革」。一体、誰が抵抗し、どこが潰されたのか。大蔵、郵政、外務などの改革ポイントはどこか。官僚を覚醒させる秘策とは何か。そして、マスコミや国民の「罪」とは…。もはや評論家は要らない。政権のウラもオモテも知り尽くした前総理側近による、「実践的変革論」。
目次
第1章 霞が関へのレクイエム
第2章 二十一世紀日本の骨格(「選択と責任」の時代の到来;お役所造り事始め;司令塔を創設せよ―官邸・内閣による政治主導体制の強化 ほか)
第3章 霞が関バージョンアップ計画―行革再考試論(統治機構の新デザイン;官僚を覚醒させる十ヶ条)
第4章 誰のせいで改革を失うことになるのか?(霞が関改革は日本改革;この国の在り様;マスコミは日本を滅ぼすか?)