大江戸美味草(むまそう)紙

大江戸美味草(むまそう)紙

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784104259014
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

内容説明

江戸前のファーストフード、鮨,蕎麦、天麩羅を生んだ江戸っ子たちの食生活。江戸グルメ読本。

目次

ともあれ初春
まだ浅き春かな
野ゆき磯ゆき
初鰹ラプソディー
イキのいい奴
暑気払いの切り札
天竺浪人ふらり来て
初秋の便り
秋本番
たかがイモ、されどイモ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shimaneko

11
例によって就寝前の友に毎晩ちくちく楽しみつつ読了。江戸前ファーストフードの由来やウンチクを川柳と共に堪能。今日のランチは蕎麦だな♡2015/04/28

tama

9
図書館本 杉浦シリーズ読み中 季節の江戸川柳と関連付けた江戸民俗エッセイ 大変好い読み心地。江戸の酒肴は舐めるか音なく噛めるもの。キュウリの一本漬けは野暮なのか、あれ。夏の夜の縁日で缶Bにピッタリなんだけどなあ。ウナギの開き方の東西の差にちょっと触れ「なまじ、おのが好みを押し付けないのが食文化の礼儀」と言ってて、とんでも和食とか言ってわざわざ海外まで出かけて行ってどーのこーの言うTV料理人に聞かせたい。カレーもラーメンもカツ丼もなんちゃっての極みだろうが。喧嘩には勝ったが亭主飯を炊き 最後のこれ大好きだ。2018/10/01

沖田直子

4
砂糖の国内生産が上がったのは、吉宗と平賀源内のおかげだったんだね。2015/07/21

さいちゃん

4
とても読みやすいく「なるほどなぁ~、そうなんだ」と驚くことがたくさんありました。食べ物の名前も江戸からきてる物も多く、楽しく読むことができました。2012/05/17

茶坊主

3
タイトル通り。江戸文化に造詣の深い著者による、江戸の食べ物の解説。江戸川柳を引き合いに出しつつ、当時の食がいきいきと語られる。 意外にも、酒の肴は咀嚼する音のしないものが好まれた。蕎麦は音をたててすするのにねえ。 生きてるのは「どじやう」料理されたら「どぜう」へぇ~。 「天ぷら」は魚介類、野菜を揚げたのは「精進揚げ」ふ~ん。 楽しみつつ読了。同じ著者の「呑呑草子」読みかけたけど、文章が今の気分に合わず挫折。このくらいが丁度いい。2018/09/26

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