出版社内容情報
新型ウイルスに東京五輪。日本の課題はまだある。憲法、中国への対処、米大統領選――言語道断な言説に真っ向から対峙、正道を示す。
内容説明
国民を欺き、惑わし、国難克服への道を阻む敵を斬る!
目次
第1章 横暴さを増す隣国たち
第2章 令和の日本に立ちはだかる敵
第3章 暴走する中国
第4章 反日の嘘と歪曲
第5章 日本外交の危機
第6章 劣化する政治家たち
著者等紹介
櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HMax
28
言語道断、その一、「朝日新聞」の歪曲報道。その二、「文在寅大統領」の反日・親北政策。その三、「中国」の人権蹂躙・覇権主義。相も変わらず朝日新聞は国民が知る必要がないと上から目線で判断した所は端折って報道せず、発言の趣旨を歪曲した報道を繰り返す。最近は天下の天声人語まで動員しているようで参りました。中国は宇宙制覇に向けて今回嫦娥5号を打ち上げましたが、地球では無人軍用機1000機以上を保有し、AIを組み込んだマルチコプター100機以上による連携作戦も実行できる、米国に次ぐ能力を持つ。知らなかった。2020/11/26
yyrn
19
テレビでは何度もその主張を拝聴していたが、本を読むのは初めて。それにしても「言語道断」(20)という書名は気丈夫だなと思い、他にどんな本を書いているのかと検索してみると、「問答無用」(19)とか「愛国者たちへ」(18)とか「一刀両断」(17)とか「日本よ、決意せよ」(16)とか「日本の敵」(15)とか「日本の決断」(13)とか「日本の覚悟」(11)とか「国難に克つ」(11)とか「日本の危機」(98)とか、書名を見ているだけでその主張がハッキリと分かってしまうところが凄いなと感心してしまう。これで74歳か。2020/10/08
TAKA0726
10
言語道断の国は、中国と韓国。中国製造2025は、経済や軍事で世界最強国、科学や技術も最先端の地位を確立すると誓うが手段は知的財産の窃盗、騙し、恫喝。しかも「月」の独り占めで宇宙戦争も始めようとしている。韓国は共産主義と戦う大義でベトナム戦争に参加、それには全く触れず日本の戦争のみに焦点を当てる歴史観は偏り。反日の虚偽と歪曲の文在虎は嘘まみれで韓国崩壊は現実的。日本では玉城知事と劣化政治家と朝日新聞。沖縄を一帯一路の拠点要請は愚の極み。朝日政治部次長松田氏は、首相を犬にたとえ自分が相手より上位で見下す非礼。2020/08/22
無理矢理読書会@半田建設
6
これまで何度も同様の本を読んだが、日本がより良くなるための障害が中国、韓国、日本野党などでもあることは明白で、改めて正しい知識・認識を得るためには自身が勉強するしかない。然し、こと韓国に関して言えばこのまま距離を置き、世界的に行っている様々な違法行為を公表していけばよいのではないか。全体を通して日本の抱える課題の洗い出しと周知徹底、それに対する問題提起がなされている。横行する政府批判をそのままメディアが取り上げる(煽る)という構図には疑問を持たねばならない。その意味で本作中の台湾の方々を大いに見習うべき。2020/10/19
咲
3
先週、櫻井よしこさんの講演会に行く機会があり読みました。2020年に出版されたもので、当時の安倍首相は亡くなり、米国、韓国の大統領もかわりましたが、香港デモ、中国、台湾等の関係、今までテレビから流されて何気なしに聞いていたニュース世界情勢を深く知る事が出来た。2023/04/28