内容説明
とまらぬ領土拡大の野望、捏造される歴史、他国を厭わぬ環境汚染、世界第３位といわれる軍事予算―１３億の人口を抱える虚構の大国が行き着く先は？中国という国の存在は、天が日本に与え給うた艱難である。それを乗り越える第一歩は、その真の姿を認識することから始まる。日本の将来を憂う著者渾身の中国論。
目次
第１章 歴史を捏造する国（「歴史歪曲」今こそ中国は詫びよ；靖国参拝、首相よ、二度と揺らぐな ほか）
第２章 止まらぬ領土拡大の野望（反日反靖国、王毅中国大使の嘘；上海領事自殺で再び中国の嘘 ほか）
第３章 国益をかけ外交に勝利せよ（北朝鮮制裁は中国を念頭に置け；外交の勝利は堂々たる主張から ほか）
第４章 この国に心を許してはならない（悪夢のような中国進出の実例；「日本支配」を目指す中国の野望 ほか）
第５章 虚構の大国の行く末（米国は本当に日本の同盟国か；汚染大国・中国を放置するな ほか）
著者等紹介
櫻井よしこ［サクライヨシコ］
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、現在は社会派ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』（中公文庫）で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Humbaba
5
それぞれの国家は自分たちの国益を考えて行動する。それ自体は悪いことではない。寧ろ、国家としては当然の判断といえる。ただし、いくら自分たちの利益のためとはいえ、最低限のルールは守らる必要がある。そして、相手がルールを守っているかを確認して、もしも守っていなければそれを糾弾し、是正させなければいけない。ただ譲歩しているだけでは当然持っていた権利すら危うい物となってしまう。2014/01/02
kenken
5
中国の狡猾さ、日本の危機意識の薄さ（お人好しさ）を痛感させられた。歴史認識も改めさせられた。2010/06/10
アデネﾞパミ
4
中国って夜に売られてる肉や魚や野菜が化学物質で光る事があるみたいですね まさか核？ この前も放射能洩れを1月近く隠してたと言うニュースあったし2010/06/29
冴人
2
櫻井よしこさん、日本の良心2008/08/18
ムカイジュン
1
隣の国が怖くなるね。櫻井さんの毅然とした態度、柔かい語り口だがしっかりとした論理性が大好きです。外務大臣にしたい人だ。2012/05/12
