出版社内容情報
帰らない父。けれども、私には強く優しい母がいた・・・。
ベトナム、日本、ハワイを舞台に、出生からニュースキャスターになるまでの劇的な半生を綴った待望の自伝。
内容説明
ベトナムの野戦病院での誕生、父の不在、雪深い長岡で過ごした10代、孤独と闘ったハワイでの大学生活、新聞社助手の日々、結婚と離婚、そしてニュースキャスターに…。若き日の悩み、苦しみ、葛藤と真摯に向き合った待望の回想記。
目次
第1章 しっかり物を見なさい―母がくれた宝物(母の秘密;国破れて山河あり;モーボサンセン ほか)
第2章 私たちは二番目なんだ―父からの自立(ミセス・ロングドレス;豹変;小さなスーツケース ほか)
第3章 一体、何になりたいのか―ジャーナリストへの道(私には、出来ると思う;彼らの流儀;官邸の攻防 ほか)
著者等紹介
桜井よしこ[サクライヨシコ]
1945年、敗戦の混乱の中、ベトナムの野戦病院で生まれる。引揚げ後は、両親の故郷である大分県と新潟県で少女時代をすごす。県立長岡高校卒業と同時に、父がレストランを経営していたハワイに単身渡り、自活しながらハワイ州立大学歴史学部を卒業。米紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」東京支局員などを経て、日本テレビ「きょうの出来事」ニュースキャスターを16年間務める。その後言論活動に入り、社会派ジャーナリストとして活躍中。『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞
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