内容説明
マジになるのって、こわくない?自分の限界とか見えちゃいそうで。木島悟、16歳。世界で最高の場所は、叔父の通ちゃんのアトリエ。ずっと、ここに居られたらいいと思ってた。キライなものを、みんな閉め出して…。村田みのり、16歳。鎌倉、葉山を舞台に木島とみのり、ふたりの語りで綴られるまっすぐな気持ちと揺れる想い。
著者等紹介
佐藤多佳子[サトウタカコ]
1962年、東京都生まれ。1990年、「サマータイム」で月刊MOE童話大賞、『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年に日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞
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