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養老孟司の大言論〈3〉大切なことは言葉にならない

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104160068
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本人と宗教、生物多様性、「国家」に何を求めるか――9年間、40万字を各巻読み切りで全3冊に。3ヶ月連続刊行最終巻! オススメ本150冊リスト付。

内容説明

日々の思考は、いつしか山となる。「大言論」シリーズ、最終巻。

目次

日常としての宗教
「至高の現実」について考える
科学と宗教と文明
私もインドで考えた
ヒマラヤ南麓の龍の国へ
言葉が力を持つ社会
生物多様性と採算性
自然に学ぶ
日本人と宗教
台湾旅行は面白かったなぁ
革命について

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。89年、『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

7
3冊連続で読むと、それぞれの時期や旅の場所は違えど、そのテーマ性は一貫している。この脳化した社会と意識の問題、それとは別に意識ではなく存在している自然や農村、そして生き物の多様性。一神教と多神教との違いなどもらせん構造のように何度も行ったり来たりしながら議論を深めている。どうしても読み進めると2律背反に見えがちだが、それを身体というか、この世界を通じて世界を見ざるを得ない人間の限界についても言及していて実に有意義な本でありました。楽しい思索の時間というのは人生においても貴重ですね2014/02/16

ophiuchi

6
「大言論」の副題にこれってアリ?分かったような、分からなかったようなという内容には合ってるけど・・・2011/06/04

禿童子

5
養老先生の連載エッセイ「大言論」シリーズの三冊目らしい。テーマに沿ったお話と、ブータンや台湾への「虫とり」紀行が交錯するが、どちらかといえばゾウムシ専門の虫屋としての文章の方が読んで面白い。奥本大三郎の『楽しき熱帯』を連想する文体。肝心の言論の方は、「脳」=意識と、「身体」=感覚の対比で、後者を良しとするバリエーションの繰り返しで、宗教、特に一神教や生物多様性というテーマをさばいておられるが、着地点がよくわからないのは当方の頭が悪いせいか。養老先生も「どうせ私には関わりがないこと」と匙を投げている様子。2016/09/30

メガネ

4
やっとシリーズ読み終わった! 虫とか難しい話が多かったから読むの大変でした。(笑) しかし、タイトルがものすごい説得力ありますね。確かに「大切なことは言葉にならない」ですよね。2011/09/24

魚京童!

3
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1134.html2013/10/29

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