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風屋敷の告白

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  • サイズ B6判/ページ数 443p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104117062
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

生家だった洋館を買戻したい――依頼された物件には、こともあろうに白骨死体が!

もう屋敷に口を割らせるしかない――探偵ビギナー二人組ならではの七転八倒! 生家だった洋館を買い戻したい――初クライアントの依頼物件は、あろうことか白骨死体を孕んで佇んでいた! 還暦を機に始めた探偵稼業は初日から暴風雨、気づけば尾行までつく波乱の門出。持主の転々とする屋敷から亡霊をつつき出し、筋者とのトラブルも乗切った二人だったが……。クライマックス三度、長篇推理の逸品。

内容説明

生家だった洋館を買い戻したい―初クライアントの依頼物件は、あろうことか白骨死体を呑んで、持ち主不明のまま佇んでいた。還暦を機に始めた探偵稼業は初日から暴風雨、気づけば尾行までつく波乱の門出。所有者の転々とする屋敷から亡霊をつつき出し、筋者との修羅場も乗切った二人だったが…。クライマックス三度、三重底の探偵小説。

著者等紹介

藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950年、福井市生まれ。早大中退後、渡仏しエールフランスに勤務。86年『野望のラビリンス』で作家デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞を受賞し大きな注目を集める。その後、『求愛』(98年)が島清恋愛文学賞に、『愛の領分』(2001年)が第125回直木賞に輝くなど、恋愛小説の一方、近年では探偵小説分野の作品を次々と発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うぇい

5
まずまず面白かったです。 少し込み入ったミステリーで、理解しにくかったです。 定年退職後に友人同士で探偵始めるというのは、他の私立探偵小説にないほんわかとした雰囲気で良いと思いました。2019/03/06

ヘブンリー

5
この人の持ち味は好きだが、内容的には今一つ。星3つ半?2018/01/29

てん・てん

5
定年シニアが探偵業を、って設定はグー。たくさん人物が出てきて混乱気味。タバコも吸い過ぎだワ!。もっとスピード感が欲しかったけど探偵業ってこんな感じなんでしょうね。地味~な感じの作品だった。 2013/06/10

あここ

4
あぁぁぁやっと終わった・・・初めっから全然ついて行けず。登場人物が多すぎるし関係もややこしすぎる。定年後に探偵始めた2人は面白いんやけど。素人にしては事件が大きすぎる。途中で振り返って現状をまとめてみる記述って必要なんちゃうやろか。絶対素人探偵には理解できひん関係やと思うけど。関係者にことごとく会えへんので誰が何やら分からん。40年前の事件が発端みたいやけど。誰が誰と何に関わってていつ起こった事件か理解できひんかった。真相知りたくて頑張ったけど半分寝てた(笑)何で風屋敷なんかも分からん。長編すぎた・・2015/06/05

尾塚

4
定年退職をした熟年男性二人が探偵事務所を開業。初仕事は雑司が谷にある屋敷の所有者探し。過去の殺人事件や失踪事件を絡めながらの展開。話の展開が少し間延びした印象をもちました。登場人物が多く、人間関係を思い出しながら読むのがちょっと辛いかな?結末は大逆転といった内容ではありませんが、ハッピーエンド的で読んでてホッとしました。楽しめた作品でした。2013/09/05

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