バカでもわかる戦争論

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103909118
  • NDC分類 391
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ヒトの歴史に戦争は付き物。そして今、日本のまわりを見渡せば、戦争の火種だらけではないですか! いざという時に学ぶのでは遅すぎる「有事」の常識の全て。

内容説明

ならず者国家のテポドン、テロリストの恐怖、憲法第9条改正、反日中国、靖国問題、そして日米安保体制の帰趨は!?乃木将軍は愚将にあらず。アメリカは中国という泥沼に無知。国家総力戦は二十世紀から。九郎判官義経は武家の心知らず。阿片戦争は紅茶争奪戦。ベトコンは強し。…古今東西の戦争を網羅。平和ボケの日本人よ!有事の常識を学べ。

目次

「南北戦争」―ホントに奴隷解放の戦争だったの?篇
「日露戦争」―全世界を感動させた乃木将軍だけど篇
「スペイン戦争」―世界中からインテリが集まった戦争篇
「阿片戦争」―たかが紅茶で戦さまで篇
「アレクサンダー大王の東征」―史上はじめての世界制覇篇
「源平合戦」―悲劇の英雄・義経の実像篇
「ベトナム戦争」―とてつもなくタフな国民と戦うと篇
「百年戦争」―イギリスが島国になった百年篇
「日中戦争」―中国という泥沼篇
「フランス革命」―愛国は強し篇
「大東亜戦争」―今でもやっぱりリメンバー・パールハーバー篇
「第一次世界大戦」―総力戦の時代に突入篇
「関ヶ原の合戦」―天下分け目の戦いは今も東軍のもの?篇
「キューバ革命」―歴史は私に無罪を宣告するであろう篇

著者等紹介

福田和也[フクダカズヤ]
1960年東京生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶応義塾大学環境情報学部教授。’89年、ナチス・ドイツ占領下のコラボラトゥール(対独協力)文学についての研究『奇妙な廃墟』(国書刊行会・ちくま学芸文庫)を刊行。’93年、小社刊『日本の家郷』により、第6回三島由紀夫賞を受賞。『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)で平林たい子文学賞、『地ひらく石原莞爾と昭和の夢』(文春文庫)で山本七平賞、『悪女の美食術』(講談社)で講談社エッセイ賞をそれぞれ受賞。現在、柳美里、坪内祐三、リリー・フランキー氏とともに『en‐taxi』(扶桑社)を創刊し、責任編集をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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