Miyuki Miyabe early collection
平成お徒歩日記 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103750093
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

さあ、あなたもミヤベミユキご一行と、お江戸の旅へとタイムトリップ!
あるときは赤穂浪士のたどった道、またあるときは箱根越え。暑さにも寒さにも締め切りにも負けず、ミヤベミユキはひたすら歩く――。奇人変人ご一行が繰り広げる珍道中を読み解けば、あなたもお江戸の旅の仲間入り。面白くてためになる、時代小説ファンも必読! ミヤベミユキ、二十年の作家生活で、現在唯一のエッセイ集。

内容説明

あるときは赤穂浪士のたどった道、またあるときは箱根越え。暑さにも、寒さにも、締め切りにも負けず、ミヤベミユキはひたすら歩く―。同行するは、奇人変人担当者。ご一行が繰り広げる珍道中の顛末やいかに。面白くてためになる、時代小説ファンも必読。さあ、あなたも一緒にお江戸の旅へとタイムトリップ。

目次

1 真夏の忠臣蔵
罪人は季節を選べぬ引廻し
関所破りで七曲り
桜田門は遠かった
流人暮らしでアロハオエ
七不思議で七転八倒
神仏混淆で大団円
剣客商売「浮沈」の深川を歩く
いかがわしくも愛しい町、深川

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」で「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、89年には『魔術はささやく』で「日本推理サスペンス大賞」を受賞。同年、『パーフェクト・ブルー』で単行本デビューした。ミステリから時代小説まで、物語性の高い作品世界で、幅広い層に愛される国民作家。主な受賞歴:1992年『龍は眠る』第45回日本推理作家協会賞。『本所深川ふしぎ草紙』第13回吉川英治文学新人賞。1993年『火車』第6回山本周五郎賞。1997年『蒲生邸事件』第18回日本SF大賞。1998年『理由』第120回直木賞、第17回日本冒険小説協会大賞国内部門大賞。2001年『模倣犯』第55回毎日出版文化賞特別賞。2002年『模倣犯』第5回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞。2007年『名もなき毒』第41回吉川英治文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

27
kazuさん、オススメ本。宮部みゆきさんの本は実はステップファーザー、ステップしか読んだことがなく、時代小説も苦手なので読めるかな?と危惧していました。しかし、宮部さんってこんなに面白い人だったのか!と目から鱗です。初エッセイだそうですが、東京の街を知らなくても、まして時代小説が苦手でも充分楽しめる本でした。2013/05/30

よしみん

20
エッセイ。ミステリーの「宮部みゆき」とは全く違う。テーマを決めて「歩く」企画だけれど、テーマがメインというよりミヤベさんのあれやこれがが印象的すぎる一冊です。散策コースはさすがに宮部みゆき、興味深いコースばかり。思いの巡らせ方もさすがです。私も東京生まれですが、全く東京を知らないので歴史の跡を調べながら、宮部さんみたいに歩いてみたくなりました。暑い夏と寒い冬は避けて。2016/04/26

ここぽぽ

19
車の免許を持ってない、病気がち、でも明るくて軽妙な語り口の旅日記。小説はミステリー要素満載なのに、とても楽しいエッセイ。八丈島まで行き、今まで船酔いしたことないなんて、鉄人すぎる。2024/03/23

むつき

16
江戸時代が舞台の捕物や市井物を書いている宮部みゆきさんが、実際に歩いてみて、物語上の時間と距離感を体感しようと考えられた「歩く」企画。その東京を中心とする『お徒歩』の日記は、明るくて好奇心旺盛で食いしん坊な宮部さんの素顔が垣間見える楽しいお散歩&トリビアエッセイ集でした(^-^)2016/08/27

Satton

11
宮部みゆきさんのエッセイ。 新担当者さんやカメラマンの方をお供に赤穂浪士のたどった道や市中引廻しコース、お参りコースなどをただひたすらに歩く歩く。 途中からはグルメ旅行記のようになっていました(笑) 宮部さんの語り口調が軽やかで、読みやすかったです。 味噌ソフトクリーム…この本を読んだ人が善光寺に観光に行ったら絶対買うんだろうな〜。 オススメできないと言われるものほど食べてみたくなりますよね((´∀`))2015/06/28

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