私たちが、生きること

ありのまま舎【編】

新潮社（1986/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 220p／高さ 19cm
• 商品コード 9784103639015
• NDC分類 916
• Cコード C0095

内容説明

障害者、自らの記録―運命と宿命を乗りこえ、苦しみの果てに見出した一筋の光り、命の輝き。ありのまま記録大賞受賞作品集。

目次

流れ（大橋一誠）
一本橋の向うに（熊倉多佳子）
雨（藤井武志）
白い道標（中野昭南）
未来の讃歌（小久保雄三）
みちのり（牧野順子）
ちっぽけな命だけれど（但野洋一）
今、思うこと（宮久美子）
自我（下山五郎）
歳月の中で（金田亜有実）
アカシヤの歌（大橋一誠）
遠い島（嶋田和子）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[扉のこちら側]

2018年391冊め。昭和50年頃だろうか、仙台市に住むいずれも筋ジストロフィーの三兄弟とその支援者を中心に設立された「ありのまま舎」という団体がある。現在も社会福祉法人として広く活動中であるが、当時としても重度障がい者の当事者運動の先駆け的存在であった。こちらはそのありのまま舎による「第一回ありのまま記録大賞」という障がいや難病当事者の文学大賞の受賞作を書籍化したものである。（続）

2018/07/27