内容説明
ジャズをほんとうに楽しんで聴いていたら2冊目の本ができました。ソニー・ロリンズ、MJQ、クリフォード・ブラウン…和田誠が描く26組のジャズメンの肖像に、村上春樹がエッセイを添える―音楽への愛情あふれるコラボレーション、待望の第2弾。
目次
ソニー・ロリンズ
ホレス・シルヴァー
アニタ・オデイ
モダン・ジャズ・カルテット
テディ・ウィルソン
グレン・ミラー
ウェス・モンゴメリ
クリフォード・ブラウン
レイ・ブラウン
メル・トーメ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
20
オーネット・コールマンで私の青春は終わった 『いよいよ世間にでて仕事だあ』2017/02/17
galoisbaobab
12
電車の中でがっつり読んでしまった。和田誠も村上春樹もシゴトというより好きだから好きなこと書い(描い)ちゃいましたって感じです。村上春樹の文章はジャズへの愛が溢れていてとても好感が持てます。でもオレとは意見が合わないね。2017/03/17
Tomoichi
6
前作に続き同じコンビによるJAZZエッセイとイラスト。村上春樹の音楽エッセイはどれも面白い。愛だね。JAZZをLPで聴きたくなります。2013/09/22
Alice@JazzCafé
6
和田誠が26人のジャズミュージシャンのポートレイトを選出して描き、それに村上春樹がエッセイをつけた本。ジャズミュージシャンと言えばモノクロ写真に煙草の煙というイメージですが、和田氏の温かみを感じるイラストもなかなか味わいがあります。また村上氏のユーモラスな比喩を含む文章や個人的な思い出話が印象に残りました。この単行本の1巻と2巻を合わせてボーナストラック3篇をプラスしたものが文庫版として出版されているらしいので、購入するなら文庫版の方がお得ですが、やはりこういう本は単行本で揃えたいですね。2012/09/10
ぽー
5
「1」は流石に知っているミュージシャンも多かったけど「2」にもなるとグレン・ミラーとハービー・ハンコック位しか知らなかったという。「ラ・ラ・ランド」で主人公が”ホーギー・カーマイケルの座った椅子だからな”という台詞に出て来るホーギー・カーマイケルも最近知ったばかり。まあでもyoutubeで音楽聴けるのでイメージは湧く。ボビー・ティモンズの「So Tire’d」という曲にちなんだカクテルが青山のバー「RADIO」にあり村上春樹を心地良くキックする…そうだけどこの前「RADIO」行った時に飲みそびれたなと。2021/01/13