出版社内容情報
「どもる」ことで生じる軋轢は、離職、家庭の危機、時に自殺も招く。百万人ともいわれる当事者たちの現実に迫るノンフィクション!日本に100万人もいるのに、彼らを孤独に追いやる「どもる」ことの軋轢とは。頭の中に伝えたい言葉ははっきりとあるのに、相手に伝える前に詰まってしまう――それが吃音だ。店での注文や電話の着信に怯え、伝達コミュニケーションがうまくいかないことで、離職、家庭の危機、時に自殺にまで追い込まれることさえある。自らも悩んだ著者が、丹念に当事者たちの現実に迫るノンフィクション!
近藤 雄生[コンドウ ユウキ]
著・文・その他
内容説明
国内に100万人―それぞれを孤独に追いやる「どもる」ことの軋轢とは。頭の中に伝えたい言葉ははっきりとあるのに、相手に伝える前に詰まってしまう―それが吃音だ。店での注文や電話の着信に怯え、コミュニケーションがうまくいかないことで、離職、家庭の危機、時に自殺にまで追い込まれることさえある。自らも悩んだ著者が、80人以上に丹念に話を聞き、当事者の現実に迫るノンフィクション!
目次
プロローグ 一八年前
第1章 死の際に立ちながら
第2章 ただ“普通に”話すために
第3章 伝えられないもどかしさ
第4章 新人看護師の死
第5章 言葉を取り戻した先に
第6章 私自身に起きた突然の変化
第7章 “そのまま”のわが子を愛せるように
エピローグ たどりついた現実
著者等紹介
近藤雄生[コンドウユウキ]
1976年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2003年、自身の吃音をきっかけの一つとして、結婚直後に妻とともに日本を発つ。オーストラリア、東南アジア、中国、ユーラシア大陸で、約5年半の間、旅・定住を繰り返しながら月刊誌や週刊誌にルポルタージュなどを寄稿。2008年に帰国。大谷大学/京都造形芸術大学非常勤講師、理系ライター集団「チーム・パスカル」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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茜
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