吃音―伝えられないもどかしさ

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吃音―伝えられないもどかしさ

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103522614
  • NDC分類 496.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「どもる」ことで生じる軋轢は、離職、家庭の危機、時に自殺も招く。百万人ともいわれる当事者たちの現実に迫るノンフィクション!日本に100万人もいるのに、彼らを孤独に追いやる「どもる」ことの軋轢とは。頭の中に伝えたい言葉ははっきりとあるのに、相手に伝える前に詰まってしまう――それが吃音だ。店での注文や電話の着信に怯え、伝達コミュニケーションがうまくいかないことで、離職、家庭の危機、時に自殺にまで追い込まれることさえある。自らも悩んだ著者が、丹念に当事者たちの現実に迫るノンフィクション!

近藤 雄生[コンドウ ユウキ]
著・文・その他

内容説明

国内に100万人―それぞれを孤独に追いやる「どもる」ことの軋轢とは。頭の中に伝えたい言葉ははっきりとあるのに、相手に伝える前に詰まってしまう―それが吃音だ。店での注文や電話の着信に怯え、コミュニケーションがうまくいかないことで、離職、家庭の危機、時に自殺にまで追い込まれることさえある。自らも悩んだ著者が、80人以上に丹念に話を聞き、当事者の現実に迫るノンフィクション!

目次

プロローグ 一八年前
第1章 死の際に立ちながら
第2章 ただ“普通に”話すために
第3章 伝えられないもどかしさ
第4章 新人看護師の死
第5章 言葉を取り戻した先に
第6章 私自身に起きた突然の変化
第7章 “そのまま”のわが子を愛せるように
エピローグ たどりついた現実

著者等紹介

近藤雄生[コンドウユウキ]
1976年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2003年、自身の吃音をきっかけの一つとして、結婚直後に妻とともに日本を発つ。オーストラリア、東南アジア、中国、ユーラシア大陸で、約5年半の間、旅・定住を繰り返しながら月刊誌や週刊誌にルポルタージュなどを寄稿。2008年に帰国。大谷大学/京都造形芸術大学非常勤講師、理系ライター集団「チーム・パスカル」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

182
ある方は吃音がある為に自殺してしまっていたり。。。吃音がある為に仕事を変えなければいけなかったりと想像以上に厳しくて辛いことも書いてありました。読み終わった今でも考えるのだけど、吃音の方と話す機会があったとして言葉がなかなか出ない時に私はどうするだろう?言葉が出てくるのを待つか、それとも状況を見て出てくるであろう言葉をこちらから言った方が良いのだろうか?と。2019/08/26

遥かなる想い

136
吃音に悩む人たちの現実を取材した作品である。言いたいことがあるのに 言葉にならない …自らも吃音に悩んだ著者の取材は 丹念で、 患者に寄り添う。原因も治療法もわからない中、懸命にもがく人たちの人生を応援する…そんな本だった。 2022/01/04

mae.dat

127
本屋さんで目が合った気がしたので、手にしてしまった。プロローグを読んだら普通の小説の様で、買って読む事即決した。そしたら結構ヘビーでした。取り分け重篤な方が取り上げられて居ますからね。 でもね。知らないままで居るより、知れて良かったと思います。吃音の方が人知れず困っている現状を共有して、優しくサポート出来る社会になって行ったら良いなと思います。

こばまり

65
発語の不自由さだけなのに、いや、発語の不自由さだけだからこそ、他者から理解されにくい生きづらさがあるのだと教えてくれる。著者の半生と、そんな著者に心を開いた当事者たちの境遇が読ませる。2019/04/30

小木ハム

54
吃音を発症するのはおよそ20人に1人。うち8割は成長とともに消えるが残り2割は消えずに残る。どんな集団にも概ね100人に1人、つまり1%の割合で吃音者がいるという。男女比は4:1で男性に多い。あなたが『些細な問題』と捉えている事は、別の人にとっては『生死に関わる問題』である。陽気なキャラクターだった飯山さんの自死のショックは計り知れない。一人一台スマホの時代で、マイノリティの苦しみは認知されやすくなっている。沢山の人に読んでもらいたい本です。自分は何ができるだろう。漫画描くかな。2019/12/05

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