出版社内容情報
風景とは。記憶とは。来世とは。震災後の私達の心に寄り添い同時代芸術の核心に迫る批評。
風景とは何か。記憶とは、来世とは何か。同時代芸術の核心に迫る、アクチュアルで野心的な批評集。ジャン=リュック・ゴダール、チェルフィッチュ、アルヴァ・ノト、飴屋法水、ジョナス・メカス、吉増剛造、クリント・イーストウッド―。映画、演劇、音楽、写真など、さまざまな分野の作品が生まれる場所に立ち、震災後の著者の、そして私たちの心の動きに寄り添いながら、芸術表現のありようを凝視し思索する12の論考。
内容説明
風景とは何か。記憶とは、来世とは何か。映画、演劇、音楽、写真など、同時代のさまざまな分野の作品が生まれる場所に立ち、震災後のわたしたちの心の動きに寄り添いながら芸術表現の核心に迫る、12の論考。同時代芸術を凝視し思索する、アクチュアルで野心的な批評集。
目次
ほとんど無限そのものとしての有限について
歴史について
見事なまでに成立しないタイム・パラドックスについて
前世と現世と後世と余生について
HERE AFTERについて
風景について
そこにはいないひとについて(ここにはいないひとについて)
ユリシーズとパランプセストについて
音楽の外について
そこにいるもうひとりについて
時間と空間について
終わりについて
批評について―あとがきにかえて
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