メガ!―巨大技術の現場へ、ゴー

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メガ!―巨大技術の現場へ、ゴー

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784103292227
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

メガトン級の巨大さは、ディテールの緻密な現場技術があってこそ。帝都地下網から世界最大CERN加速器まで、行った見た考えた!!

こんな時だからこそ、デッカイもの、見ようぜ! 写真たっぷり。大人の社会科見学へ、ゴー。メガトン級設備の巨大さは、ディテールの緻密な現場技術があってこそ。帝都高速地下網から、石油備蓄基地の巨大タンク群、世界初の浮体式洋上風力発電所、地球深部探査船「ちきゅう」(写真)、奇跡的復興を遂げた日本製紙石巻工場、山手線級の世界最大CERN加速器まで、普段入れない場所へ取材敢行。行った見た考えた! !

内容説明

巨大なのにディテールが緻密。メガな現場を探検!

目次

1 ザ・巨大!(首都高・大橋ジャンクションの地下網―地下を約8.4キロ掘っても誤差は約数ミリの精密さ;東海道新幹線の運行システム―15秒刻みの緻密なダイヤを集中的に制御する秘密の場所;三菱重工業長崎造船所―日本にエネルギーを運ぶ新型のLNG船が続々進水)
2 次世代エネルギー(東京ガスの世界最大タンク―横浜と川崎の地下に潜む世界最大容量のガスタンク;国家石油備蓄基地―備えあれば憂いなしを体現する巨大タンク群;大企業集結プロジェクト―世界初!海に浮かぶ風力発電所 回転速度は新幹線並み;浜松ホトニクスの挑戦―夢の「核融合発電」実現のカギを握る超強力レーザー)
3 職人技―技術は細部に宿る(オハラのすごいガラス―宇宙の果てを見通す精密な巨大ガラス;本が届くことの驚異―一日最大200万冊を扱う日販の大流通システム;「グローバルニッチ」の未来形―メガなのにディテールにこだわる日本;この本の紙をつくる人たち―どんな紙でも精緻につくる 日本製紙と特殊東海製紙)
4 宇宙・地球の起源を探る(130億光年先を見る望遠鏡―超伝導素子を手づくりする国立天文台;ミッションは「ちきゅう」―海洋研究開発機構 地球深部探査船の内部;宇宙の謎を探る、世界のCERN、日本のKEK―1兆円、完成まで12年の加速器で粒子をキャッチ)

著者等紹介

成毛眞[ナルケマコト]
1955(昭和30)年北海道生れ。中央大学卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年マイクロソフト株式会社に入社。1991(平成3)年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。さまざまなベンチャー企業の取締役・顧問、早稲田大学客員教授ほか、「おすすめ本」を紹介するサイト「HONZ」代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

209
すごい!只々写真を見るだけで圧倒されるが、世界にはこんなものがあるのかと考えさせられた。私もこのような場所に行きたい。またまた巻末におすすめの本が出ているのでHONZでよくポチる方は注意したほうがいいかもw2015/02/20

ケイ

116
図書館の棚にあった。吸い寄せられるように手に取り、すぐに読む。感嘆を超えて、畏怖の念。こんな物を造れる技術と、造ってしまう技術の進歩。なんとも、文章が多かった。写真に対する説明の長さとややこしさ(わかる人には簡単なんだろうけど)に3分の1を過ぎてからは、読み飛ばしたりしながら(^^; しかし、写真を見るだけでも、すごいです。立体感があって、平面なのに見上げてる気持ちになり、クビの後ろが痛くなるような臨場感でした。2016/12/03

mazda

30
8.4キロ掘っても誤差数ミリのトンネル工事、海上に浮かぶ風力発電所、15秒刻みで時速300キロ近い新幹線を制御するJR。日本の技術力の高さに改めて感激しました。そう、「一番じゃなきゃだめ」なんです、技術の世界は。同じ「メガ」なものでも、大きいものを作るためのもの、小さいものを観察するためのものと様々です。成毛さんの言うとおり、視野が狭いことが個人、国家を問わずトラブルの遠因になっていると思います。超大きいもの、超小さいものが世の中に存在することを知れば、大きなトラブルもなくなるかも知れません。2016/11/13

ヨクト

30
でっかいの?そう。でっかいんです。でっかいだけなの?いやいや、緻密でもあるんです。建造物や車も良いけど、本書で取り上げられるような技術の最先端もワクワクするぜ。成毛さんが満足そうな顔で語りかけてくる。ぼくは造船とか興味があるな。いろんな最先端やメガ製造物を見ることは刺激的だ。2015/03/18

けんとまん1007

27
確かに、写真では伝わらない。自分の眼で見ないとわからない。巨大なものを見ると、人間の力の凄さを考えずにはいられない。しかも、単に大きいだけではない、精密な設計や技術があってこそだと思う。今まで一番感じたのは、黒部ダムだった。この本には、それを超えるものもあるが、やはり肉眼で見たのが一番。ふと思った。ミクロもこれの裏返しで、凄いなと。2017/01/18

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