出版社内容情報
『西遊記』の感動をもう一度。聖徳太子の愛娘と三匹の猫たちの大冒険が始まった！
内容説明
智恵に優れた白猫・北斗、優しく機転の利く三毛猫・オリオン、腕自慢の虎猫・スバル。個性あふれる三匹の猫と愛馬の青龍をお供に、聖徳太子の愛娘・珠光王女は王子に変装し、はるか異国へ旅立った。大海原を渡り、西を目指す一行の行く手に立ちはだかるのは、怪蛇、魔女、謎の仙人といった妖怪変化、魑魅魍魎。待ち受ける数多の危難を乗り越えた王子たちを待っていたのは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
27
苦手な歴史物だろうとパスしていたが蓬田さんの日本画の猫達に魅了される。聖徳太子の愛娘・ 珠光王女が王子に変装し3人のお伴の猫達を諸国を巡り、魔女や妖怪たちを退治しながら倭の国にない知識を学んでいく。知恵者の白猫・北斗、優しい三毛猫・オリオン、豪気なスバルと三匹の猫たちの活躍が楽しい。サクサク読めるのだが珠光王女の心情の変化などは描かれず、あっさりとした印象。敢えて西遊記のようなおとぎ話として描きたかったのだろうか。猫たちが魅力的で設定も楽しいのに、ちょっと物足りなさが感じられるのが残念。2010/01/21
野の花
17
聖徳太子を学ぼうと借りた本だったが、思ったのと違う内容でした。ロールプレイングゲームのような勇者と仲間たちが魔物を倒して、旅を進めて行くような物語でした。これはこれで楽しかったです。所々、素敵な挿絵が入っていて物語に一層入り込めました。2017/01/27
にゃも
16
タイトルと内容がだいぶ違うように思います。それが悪いわけじゃないけど、西遊記をすごーく薄めた感じのとりあえずの冒険ものなのに、ワクワクハラハラドキドキが全くないのが残念です。お供の三匹の猫が可愛かったので読了できました。2018/08/11
rokoroko
10
聖徳太子の娘とお仕えする猫が‥という話だけど読み辛く楽しくなかった・・2022/05/15
ぽこにゃん
10
ん？むむ？これは・・・児童書だったのかしらん？2010/03/15
