出版社内容情報
こんな男が、いま欲しい。やるべきことの信念は曲げず、手柄は他人へ。通産省発足、電力再編、講和条約――、既得権益を斬り、現場を信じ続けた手腕を見よ!
内容説明
再生への命運がかかる1951年、この男が大鉈を振るう。商工省解体、通産省発足、電力再編、平和条約―。やるべきことの信念は曲げず、手柄は他人へ。既得権益をばっさり斬り、現場を信じつづけた手腕。資料を掘り起こし、真実を伝えるドキュメントノベルの誕生。
著者等紹介
須藤孝光[スドウタカミツ]
1962年、岐阜県瑞浪市生まれ。南山大学法学部卒業。出版社勤務を経て、現在メディア総合研究所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うめけろ
3
前々からお名前は何度も目にしていたのですが、どういう方かは知らなかったので初対面でした。なるほど、こういう位置でこういう活躍をされた人だったんですね。何となく、本書は表層の話だけに触れているような気がしたので、別の方の本もいずれ読んでみたいと思います。2013/12/29
りんふぁ
1
やっぱり格好いい!本書はサンフランシスコ講話会議に至る4年間を追ってる。吉田総理の懐刀。物腰や生き方は一見スマートで日本人離れのように見えるが、誰よりも深く日本人を誇って生きてるように感じる。この人が日本に居てくれて良かった。2014/09/29
くっきー
1
不勉強で白州次郎さんはお名前しか知らず…。それも白州正子さんの旦那様くらいの知識。日本の復興においてこのように尽力された人だったのですね。登場人物に宮沢喜一元首相の名前が出てきたときには、戦後ってそんなに昔のことではないんだとびっくりしました。終戦から○年とかって文字を目にしたりしても実感なんてイマイチわかなかったけど、長い歴史の中ではつい最近のことだったんだな。2013/09/23
らすぷ~ちん
1
昭和の偉人伝ですね。 ボクは結構好きです。2012/11/29
えだげ
0
プリンシプルを大事にすることが重要2017/02/04