出版社内容情報
行き詰った日本人へ――。いま、変わるために必要なこと。
相次ぐ食品偽装やデータの捏造、加速する医療崩壊……。昨今、世間を騒がせている問題は、何故いつまでたってもなくならないのか。教育、医療、地方の現場を歩き熟知する著者が、大切な“こころ”を見失った現代人に価値観の転換を訴え、根本からの解決策を提言する。子供と触れる大人たちにも必読の書。
内容説明
食品偽装、医療崩壊、教育危機…便利さやお金を追求した結果、我々を待っていたものは―。いま、変わるために必要なこと。
目次
心を成長させる「気づき」の瞬間
大切な「孤独の時間」への気づき
気づきの原点は幼き日の感性
パリ展が気づかせてくれた絵本の力
足下への気づき「地元学」が国を変える
専門家の偽装数値に気づけ
「組織事故」の視点への気づきこそ
「一罰百壊」の時代錯誤に気づくべき時期だ
気づけ、「サイバー・テロ」の恐怖
よりよい死、その気づきと支援
河合隼雄先生の一言、「崖っ縁」の気づき
究極の気づき・曼荼羅図の体験
著者等紹介
柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年栃木県生まれ。NHK記者を経てノンフィクション作家に。1972年『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。95年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンルの確立への貢献で、第43回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ライス
0
最後の河合隼雄氏の言葉や内観という修行にはとても興味がある。 この本がきっかけで河合隼雄氏の「こころの処方箋」という本を知ることができた!!2009/04/05
しむ
0
おもしろさが分からない。2008/05/21
mcbook
0
☆4 柳田邦男氏の本はこれまでも読んでいます。その要点をまとめたような本で、読みやすく、わかりやすく、良かった。 組織事故の視点は、本当にそう思うし、なんとかしたい。 サイバーテロの件は、まさに居間のウクライナの背景としても参考になる。2023/02/04
愛希穂
0
後で2011/02/20