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オトン、サッカー場へ行こう!

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103193319
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

内容説明

定年退職後、オトンに元気がない。家にこもりがちで、時間を持て余している。で、息子は考えた。サッカー観戦に連れ出してみよう!月イチで帰省し、故郷・北九州のチームの応援にともに通う。しかしオトンはサッカーにはまったく興味ナシ…。オレたちの街の小さなクラブは、果たしてオトンを甦らせることができるのか。

著者等紹介

吉崎エイジーニョ[ヨシザキエイジーニョ]
本名、吉崎英治。1974年生まれ。福岡県北九州市出身。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)朝鮮語科卒。「Number」「週刊サッカーマガジン」などに連載を持つライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルビレオ@海峡の街

8
本書にも少し出ていた小倉北区に新スタジアムを、という話。8年後に実現するとは著者も夢にも思わなかっただろうなあ。残念ながら今季北九州はJ2最下位に沈み、新しいスタジアムの門出をJ3というひとつ下のカテゴリで迎えることになってしまった。しかし、オトンたちの様な熱いサポーターがいる限り、必ずまた這い上がってくるに違いない。そしてまだ見ぬJ1の舞台へ駆け上がってほしい。しかし、定年退職後のオトンの境遇、私の父も同年代なのでとても身につまされた。2016/11/27

さんつきくん

3
定年退職をした著者のオトンが、燃え尽きたのか、元気がない。そんなオトンを地元のサッカークラブで当時JFLのニューウェーブ北九州(現ギラヴァンツ北九州)の試合会場に誘うこたから始まったノンフィクション。サッカーの面白さは見るだけじゃない。地元にあるクラブを応援するのも醍醐味。地元のクラブが全国のチームを相手に戦う、その姿に郷土愛が燃える。はじめは息子である著者と口喧嘩ばかりしていたオトンがサッカーに興味を持ってくれるのか、ドキドキしながら読んだ。座って見ていたオトンが最終的にゴール裏で応援するまでに。2019/07/14

lop

2
親子間がギスギスしてることが多すぎ(笑)でも定年後目的がなさそうな親に趣味というか活力を与えたのは素晴らしいと思う。ある意味これがJリーグの地域密着の目的の一つのように感じます。2014/10/29

チンチロリン

2
80点。サッカーにのめり込んでいくおとんがいい!2013/07/27

M

2
転勤ばかりだったオトンが、町の名前を叫び、町を初めて誇りに思う姿にクラブがある幸せを感じました。自分の親だけじゃなく高齢者の心理を考えるきっかけになるかも。2013/06/09

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