悩める日本共産党員のための人生相談

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103131519
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0095

内容説明

高齢化が止まりません。給与が遅れがちです。まずは党内格差問題を何とかして。離党から三年。元最高幹部の著者の元に、次々と舞い込む赤裸々な悩みの中身とは。

目次

第1章 「しんぶん赤旗」編(がんばっても、なかなか「赤旗」の新規開拓ができません;何十年と必死にやっても部数は減るばかり。疲れ果てました。 ほか)
第2章 「悩める支部活動」編(ビラ配りをすると近所に党員であることがバレて苦痛です。;創価学会員にはどのように対応すればいいのでしょう。 ほか)
第3章 「お金の悩み」編(統一地方選挙のたびに一〇万円のカンパが必要でキツいです。;党財政が厳しいなら専従職員を減らせないのでしょうか。 ほか)
第4章 「議員はつらい」編(葬式の世話からサラ金相談まで世話役に追われる毎日です。;「議員の妻だから」と妻まで活動の先頭に立てといわれます。 ほか)
第5章 「幹部への不満」編(党決定文書など読まずとも活動に何の支障もありません。;党決定文書は難解で読めません。ポイントを教えて下さい。 ほか)

著者等紹介

筆坂秀世[フデサカヒデヨ]
1948(昭和23)年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行へ就職。18歳で日本共産党に入党する。25歳で銀行を退職し専従活動家へ。国会議員秘書を経て参議院議員となり、共産党ナンバー4の政策委員長となるもセクハラの嫌疑をかけられ議員辞職。2005年7月に離党。党財政300億円の実態から宮本顕治引退の真相まで、「革命政党」の全貌をつづった『日本共産党』(新潮新書)を2006年4月に刊行しベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

9
赤旗の拡大やビラ配り、世間体やカンパ等、党員の苦悩に応える著者。しかし、なだめるのが精一杯、挙句の果てに、赤旗を読んだところで、青年労働者の苦境は改善されないと言い出す始末。思うに、その思想が正しいと心の底から信じているなら、つらい党活動にも希望が見えるはず。党員の絶望感は、その思想の限界を示している。2019/08/19

nori

5
I supposed this book would be comical Q & A. It is serious without any sense of humor. I believe JCP is Necessary Evil and a supporter of poor. Then, I verified nature of communism which is not democratic. Small surprise is that author still loves JCP.2015/07/26

Hiroki Nishizumi

3
なかなかリアルだ。読めば読むほど昭和の香りというか、時代に取り残されている組織だと感じる。面白かった。2023/01/30

がんぞ

3
北朝鮮日人拉致白状以来落ち目。機関紙赤旗(100万部程度?)の配達員が高齢化してなり手がないから除名党員の妻にまでやらせるとかネット化したら高齢者は見られないとかしんどい話。有能(そうな)人を次々と除名する代々木は何なんだろう(スターリン、宮顕以来の伝統とも言えるが)。「若者に雇用を」とかいう共産党のポスター文言は美しくても「大企業と金持ちから取れ」では説得力ない。まして「平和憲法を守って防衛費を減らせ」では。いまや世界唯一の共産主義国、朝鮮民主主義人民共和国のようになるのがいいとは日本人誰も思っていない2012/09/24

松田亮

0
18冊目2012/06/28

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