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さよなら、ベイビー

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103130123
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

僕の自殺未遂。母の死。失われた“あの日”の記憶。ひきこもり続けて、もう四年。父が、家に傍若無人な赤ん坊を連れてきて、僕の生活は、無茶苦茶になった。でも、生きる目的は復活。

著者等紹介

里見蘭[サトミラン]
1969年東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、編集プロダクションに所属し、ライターとして映画、TVドラマ等のノベライズを数多く執筆。2004年、講談社X文庫『獣のごとくひそやかに』(言霊使いシリーズ)で小説家デビュー。『彼女の知らない彼女』で第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

50
不妊治療の場面では苦しくて本を一時閉じました。 不妊や特別養子縁組と大事な事が書かれているのに、名前や時系列のミスリードを使った事で、冒瀆されたような気がしました。 素直に書かれていたら感動したと思います。 最近こういった手法のミスリードを誘う小説が増えたようですが、私は苦手。 著者初読みでしたが、これで打ち止めにしたくなりました。2015/10/14

dorebook

38
各々の登場人物そのものが「この子は誰の子」って感じで面白かったのだが、うーん。母の死で引きこもりになって4年の21歳息子と暮らす父親が、ある日生後7か月ほどの赤子を預かってきた。しかし3日後突然の父の死で、息子と赤子との二人の生活が始まる。一人一人の人生が感動的だっただけに、もっとすっきりとまとめても充分楽しめる作品だと思うのだが時系列の叙述トリックに走り過ぎたかな。本当に面白い内容だっただけに凄く残念。2016/01/25

よむよむ

36
引きこもり青年が突然赤ん坊と暮らすことになり・・・ 場面がコロコロ変わり、ははぁ、仕掛けてきたなと構えていたけれど、結局追いつく所か、わけがわかんなくなってしまいそのまま読了。う~ん、面白かったのかもよくわからず~ ミスリードされるのがお好きな方はどうぞ。2012/09/25

taiko

33
章ごとに折り込まれる数人の女性の話。 何かありそうと気を張りながら読んでいたので、疲れました。 想像のさらに上をいく結末。見事に騙されて、あっぱれと言うところ。 出生の秘密、両親の死、と、雅祥が負った運命は重い。でも、先を見つめ、前に進み始めた最後に、気持ちの良い読後感を持ちました。 それにしても、『ななみ』が『しちみ』で『しーちゃん』…。最後まで気づかず、読み返して気付いた時には、やられた~と言う感じでした(笑)2015/10/02

アメフトファン

32
うーん?正直色々と練られ過ぎて結局なんの事かあんまり分かりませんでした...じっくり読めば面白いのかもしれませんね。2014/07/06

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